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大さん橋で「インターナショナル・オープンデータ・デイ」 リビングラボ、シェアリングエコノミーのトークも

オープンデータ・デイは、世界各国の都市で同時開催されるオープンデータの祭典

オープンデータ・デイは、世界各国の都市で同時開催されるオープンデータの祭典

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 横浜港大さん橋国際客船ターミナル(横浜市中区海岸通1)で3月4日、「オープンデータ」に関する世界規模の祭典「インターナショナル・オープンデータ・デイ2017@横浜」が開催される。

「ビジネスプラン・ブートキャンプ」のテーマと参加者

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 オープンデータ・デイは、世界各国の都市で同時開催されるオープンデータの祭典。横浜での開催は今年で5回目。テーマは「みんなで創発する世界最先端のデジタルシティ・YOKOHAMA~官民データ活用推進基本法への取組を契機として」。

 2016年12月7日に「官民データ活用推進基本法」が成立したことを契機に、課題意識を持つ市民や企業などが、行政などが保有するデータを活用して、さらによりよい地域をつくるための仕組みを検討している。イベントでは、市民・行政・企業・大学から総勢80人以上が登壇し活動を紹介、セクターを越えて語り合い、交流を深める。

 メーンステージでは、横浜市経済局が主催する「オープンデータ活用ビジネス化支援事業」ビジネスプランプレゼンテーション、市内の学生の地域課題解決の取り組みを発表する「YOKOHAMA YOUTH Ups!」セッション、シェア経済について議論する「シェアリングエコノミー」 セッション、県議・市議・神奈川県CIOが登壇する「かながわオープンデータ推進地方議員研究会」 セッション、地域と企業をむすぶテストベット・リビングラボの最先端を知る「リビングラボ×オープンデータ」 セッション、横浜市CIO補佐官やデータサイエンスに取り組む横浜市立大学の教授らが登壇する「オープンデータの未来」セッションが行われる。

 また、市民がIT技術を地域に生かす活動をはじめた「code for kohoku」、「アーバンデータチャレンジ/三浦半島ハック」の活動紹介のほか、「君も語彙の共通化プロセスに参画してみないか」、「次世代アーバンプランニングトーク」、「RESASが実現する共創型地域の可能性」などのセミナーや、「スポーツ×データビジュアライゼーション」をテーマにしたハッカソンが行われる。

 そのほか、約20団体がブース出展し、VR体験やデータ活用、IoT、ロボット、データサイエンスなどに関する活動の紹介やサービスのデモを行う。

 オープンデータとは、自治体や公共機関のほか、さまざまな組織が持つ情報を、使いやすい形で公開して自由に使えるようにすること。日本政府は国の成長戦略の主要な柱の一つと定めている。横浜市では、市民によるオープンデータを推進するイベントなどが多数行われている。

 開催時間は10時30分~18時45分。参加費は資料代500円(学生無料)。終了後には懇親会が行われる。

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