YAMAHAとマリンFMなどが手を組んだ大阪・関西万博からの全国101局への放送が5月末に行われ、崎陽軒が老舗駅弁3社の大阪万博コラボ出展が6月9日~15日にひかえているなど、横浜の企業が万博で発信する機会が見られる。
2027年3月から始まる横浜の国際園芸博覧会は、国内ではこの大阪・関西万博の次に開催される「国際博覧会」となる予定・・・ということもあり、万博会場での記者会見のあと、崎陽軒の方々と共に万博パビリオンを巡ってきた。
崎陽軒が期間限定で万博出展 駅弁老舗3社コラボでEKIBENを世界共通語に
https://www.hamakei.com/column/396/
YAMAHAが万博から全国101局にラジオ番組発信
マリンFMで検証中の「リアルタイムに番組音声のテキスト化と多言語翻訳」を実現
https://www.hamakei.com/column/398/
崎陽軒の記者発表のあと、一緒にパビリオンの見学へ。アレンジしてくださったのは公益社団法人2025年日本国際博覧会協会の広報・プロモーション局の松田博和さん。
左が松田さん、配偶者が崎陽軒に勤務しているというご縁!
松田さんがお勧めくださったのは「TECHWORLD」と「PASONA NATUREVERSE」。理由を尋ねると「命輝く未来社会のデザイン」というテーマをよく表しているからとのこと。
「TECH WORLD」の外観は、高くそびえる群山から着想を得た「心の山」が建築デザインコンセプト。パビリオン内部では「生命」、「未来」、「自然」のエッセンスとデジタル技術や立体映像技術を融合させた展示を通じて、来場者の視覚・聴覚・嗅覚・触覚・味覚・感性といった「六感」と交流。デジタル技術を用いて、先端技術が我々の生活にもたらす変化を紹介している。
円筒型のスクリーンと560台のモニターが森や生態系を表す「ライフ劇場」
「ライフ劇場」「ネイチャー劇場」「フューチャー劇場」の3空間で構成。道中にある台湾の特産品・胡蝶蘭(こちょうらん)が並ぶ「ランの道」では、蘭の花びらに物理的に印刷がされていたり、3Dデジタル映像の蝶が花の周りを飛んでいたりもしていた。
桜のような花柄を胡蝶蘭の花びらに印刷
結びには、来場者が入口で受け取ったデジタルウォッチによって、どの劇場で心を動かされたかを判定する仕組みもあった。
高画質4Kレーザープロジェクターで投影された映像
PASONA NATUREVERSEのコンセプトは「いのち、ありがとう。」。命の象徴である心臓を作り上げるiPS心筋シートなどの最新テクノロジーをはじめ、「からだ・こころ・きずな」がテーマ。鉄腕アトムがパビリオンのナビゲーターを務めるほか、ブラック・ジャックが未来の医療のあり方や、人にも環境にもやさしい食べ物も紹介。いのちの歴史を学び、人類の叡智や未来社会のデザインに触れる展示となっている。
入口で鉄腕アトムやブラック・ジャックが出迎える
世界最大のアンモライト
iPS心臓
この付近にはカテーテルの治療体験コーナーもあった。
こころに寄り添う : いのち花開く未来へ
韓国パビリオンも取材可とのことで翌日訪れた。「こころに寄り添う : いのち花開く未来へ」がテーマで、未来の世界を描いている。
メッセージは「全世界の人々の心を1つに寄せ合わせすべてのいのちが共存できる新しい未来を創っていきます。私たちの先端未来技術は、いのちの尊さを重んじながら人と人をつなぎ、持続可能な未来社会へと導いてくれるでしょう」
韓国パビリオン 入館前にブース内で「あなたにとって一番大切なものは?」と質問された
演出の中で「大切なもの」が伝えられるシーンも
クライマックスは未来社会の映像も投影された。
人気パビリオンは平日でも1時間以上入場に待ったり、予約していないと入れなかったりするが、ドローンショーなどの屋外イベントや、ステージショーなど予約不要で楽しめるものも多い。イベントカレンダーは是非チェックしたい。
そして、横浜から行く場合のお勧めを松田さんに聞いてみると・・・
大屋根リングは内側が海外パビリオン 外側が国内になっている
ガンダムの足の裏が見えるのは万博だけ!と楽しみにしていたが、裏は予約の必要なエリアからしか見えなくって残…とか
いつもご愛読ありがとうございます。情報発信の応援、とてもうれしいです。これからも横浜のこと、横浜とつながりのあること、いろいろ発信してまいります。どうぞ今後ともよろしくお願いいたします。
崎陽軒の関西シウマイはORA外食パビリオン(6月9日~15日)か、まねき食品で!