ヨコハマ経済新聞

横浜中華街全域で「関帝誕」-獅子舞や巨大からくり人形も

横浜中華街「関帝廟」

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 横浜中華街の関帝廟(横浜市中区山下町140)と中華街全域で7月20日、三国志で名を知られる中国の武将・関羽の誕生を祝う祭り「関帝誕2014」が行われる。

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 関帝誕は、関帝廟(かんていびょう)の主神「関聖帝君」の誕生日(中国の旧暦6月24日)に毎年行われる恒例行事で、横浜中華街では街をあげて年に一度の祭事を行っている。関聖帝君は、西暦160年頃に実在した中国の名武将「関羽様」を神格化したもので、信義を重んじた人柄から商売繁盛の神様として世界中でまつられている。

 イベントでは午前中に神殿内で拝神儀式が執り行われ(一般非公開)、17時より中華街全域約1.5キロメートルを練り歩く神輿巡行パレードを実施する。パレードには、関羽様のご神体を乗せた中国式の神輿(みこし)を中心に、獅子舞や龍舞、中国舞踊、京劇など中国伝統芸能のパフォーマンスが加わる。

 パレードの見所は、高さ全長2メートル以上の巨大からくり人形。今年は関羽様の息子にあたる「関平(かんぺい)」と家来の「周倉(しゅうそう)」などが登場する予定。

 関帝廟の担当者は「中華街発展の守り神である関羽様にお礼を申し上げる『拝神儀式』にパレードや舞踊が加わり、現在行われているような行事になった。今年は巨大からくり人形として『4つの海の竜王』も予定している」と話す。

 開催時間は、拝神儀式=11時~12時、神輿巡行パレード=17時~20時。

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