ヨコハマ経済新聞

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東急ハンズ横浜店が22年の歴史に幕-秋の移転まで一時閉店へ

多くの東急ハンズのファンが閉店を見守った

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 東急ハンズ横浜店(横浜市西区南幸2)が7月15日、現在の店舗での営業を終了し、22年の歴史に幕を閉じた。

店頭はワークショップ・イベントに参加した子どもたちの絵で彩られた

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 東急ハンズ独特のらせん形の階層構造が特徴の同店は、1990年9月に開業。個性的な店づくりで親しまれたが、高齢者の来店客が多いことなどから、ビルの契約終了を機に、横浜駅により近くエスカレーターもある横浜モアーズ内への移転が決まった。

 7月13日からの3日間は、閉店準備のため空きスペースとなったフロアを利用したアートイベント「ハンドメイドクリエイティブフェスタ」を実施。6月から実施している「閉店大セール」とも相まり、多くの買い物客でにぎわった。閉店30分前の19時30分からは、来店客一人一人に記念品が配られた。

 閉店後は店頭に従業員が並び、鳥羽幸二店長が「この秋からは、皆様を新店舗でお待ちしております。従業員一同お客様に愛され続ける店作りに励んで参ります。本当にありがとうございました」と挨拶。「22年間ありがとう 秋に横浜モアーズで」と書かれたプラカードが掲げられた。

 閉店間際に買い物に訪れた近所に住むという親子連れは「文具や工作キットをよく買っていた。西口のこの場所に個性的な店がなくなって寂しい」と話した。

 新店舗は、今年10月に現在「タワーレコード横浜モアーズ店」(7月21日に閉店)などが入居する横浜モアーズの5階~7階にオープン。店舗面積は現在の地上7階、地下1階の約8,800平方メートルから、およそ半分の約4,300平方メートルに縮小となる。

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