ヨコハマ経済新聞

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YCCで横浜トリエンナーレ2011「キックオフ・ミーティング」

大巻伸嗣さんの作品「Memorial Rebirth」(2008年)©坂田峰夫

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 ヨコハマ創造都市センター(横浜市中区本町6)で10月2日と3日、「横浜トリエンナーレ2011 キックオフ・ミーティング」が開催される。

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 横浜トリエンナーレは、2001年にスタートした3年おきに開催される現代美術の国際展覧会。

 第4回展となる横浜トリエンナーレ2011は、横浜美術館(西区みなとみらい3)と日本郵船海岸通倉庫「BankART Studio NYK」(中区海岸通3)の2会場を中心に、2011年8月6日~11月6日に開催。総合ディレクターの逢坂恵理子さん(横浜美術館館長)が掲げるテーマに基づき、世界各地より作家を選定し多様な作品を展示する。

 キックオフ・ミーティングでは、次のステージへと進む横浜トリエンナーレの新しいビジョンを共有するため、国際展としての横浜トリエンナーレの過去と未来を語り、地元横浜の関係者とともに今後の展望を議論する。主催は横浜トリエンナーレ組織委員会。

 10月2日のテーマは「多様化する国際展~横浜トリエンナーレが目指すもの~」。リバプール・ビエンナーレCEO&アーティスティック・ディレクターのルイス・ビクスさんが基調講演「リバプール・ビエンナーレの挑戦」を行い、新アーティスティック・ディレクター(10月1日発表予定)含む歴代の横浜トリエンナーレディレクターがパネルディスカッションを実施する。

 3日は、「多様化するアート~横浜が考える都市、コミュニティ、そして、アート~」をテーマに、横浜で活動するNPO法人「BankART 1929」と黄金町エリアマネジメントオフィスの試みを紹介し、国際展とまちづくりの両方に取り組む韓国・光州の事例をもとに、多様化するアートを政策的に生かす創造都市のあり方について議論する。

 開催時間は10月2日=15時~17時30分、3日=11時~18時。定員は各日100人(要事前申込、入場無料)。英和・韓和逐次通訳あり。申込締切は9月30日。問合せは横浜トリエンナーレ事務局(TEL 045-663-7232)まで。

 横浜トリエンナーレは、2001年の第1回開催後、資金難や会場の都合などで第2回展は2005年に開催。2008年に開催された第3回展には、世界25カ国・地域から72人の作家が参加し、2008年9月13日~11月30日の 79日間の会期中に30万人以上が来場した。

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