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象の鼻テラスに架空の旅行代理店-「聞き耳プロジェクト」も

「夜景開発プロジェクト」で展示されている「象の鼻防波堤」の写真 ©Hideo Mori

「夜景開発プロジェクト」で展示されている「象の鼻防波堤」の写真 ©Hideo Mori

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 象の鼻パーク内の「象の鼻テラス」(横浜市中区海岸通1)に、9月10日より架空の旅行代理店「ETB(エレファント・ トラベル・ ビューロー)」が開業している。

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 期間中は、コスチュームアーティスト・ひびのこづえさんがデザインしたユニフォームを着用したスタッフが、同テラス内に設置された旅行代理店「トラベルデスク」に常駐。トラベルデスクは、横浜の魅力をまち歩きで楽しむことを提案する秋のプロモーションキャンペーン「INVITATION to OPEN YOKOHAMA」の総合案内所として、無料のガイドマップや各地で開催されるイベントの資料を配布するほか、常駐スタッフがまち歩きに必要な情報サポートを行う。

 そのほか、ETBオリジナルコンテンツとして各種アートプロジェクトを展開。「光と音-もうひとつの横浜」をテーマに、象の鼻テラスから新しいアートツーリズムを開発、提案していく。

 会期中無休で提供される散歩型音声ガイド「聞き耳プロジェクト」では、ホスト役、ゲスト役の2人が実際にまちを散歩したときの会話を録音した音声ガイドを聞きながら散歩を楽しむことができる。ホスト役には美術家の小山田徹さんと伊達伸明さん、ゲスト役にはグラビアアイドルの小泉麻耶さんや女優の山咲千里さんなどが参加。料金は無料、全16コース(各コース60分~90分程度)。

 10月5日まで、横浜の新しい夜景を創出する「夜景開発プロジェクト」から生まれた展覧会「高橋匡太×森日出夫 夜景開発プロジェクト もう一つの横浜写真展」を開催。ライトアップアーティスト・高橋さんと写真家の森さんが中心となり撮影した作品を紹介する。

 10月2日は、象の鼻パークの水際に炎を演出し水辺の風景の魅力を引き出す環境パフォーマンス「Mediascape@Yokohama 2010」を実施し、関連イベントとしてレクチャーや海上鑑賞ツアーを行う。10月30日は、ヨコハマピクニッククラブが象の鼻パークを会場に「ヨコハマでピクニック」を予定。

 象の鼻カフェでは、地元横浜産の野菜を使ったフード「横濱ドッグ」(500円)をはじめ、濃厚な味わいの「ゾウノハナソフトクリーム」(350円)、ドリンク「ETBソーダ(ブルージンジャーエール)」(450円)などのオリジナルメニューを販売する。

 ETBプロデュース担当の小泉智子さんは「架空の旅行代理店『ETB』では多彩なプログラムを用意していますが、共通するのは、都市を舞台にしたものであり、新しい横浜の楽しみ方のご提案です。『聞き耳プロジェクト』は、音声をダウンロードさえすれば、いつでも気軽に好きな時に始められるのがポイント。昨年も開催した『Mediascape』は、船上から楽しめる新たな仕掛けをご用意しています。先日行った『象の鼻夜景開発ワークショップ』で参加者の方々と共に創り上げた夜景開発プロジェクトのハガキも販売中です」と話す。

 詳細・予約は「象の鼻テラス」ホームページから。11月3日まで。

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