京急全駅で公衆無線LANが利用可能に-大手私鉄8社で初

駅構内での無線LANサービス使用イメージ

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 京浜急行電鉄(東京都港区)は6月1日、沿線の全駅で公衆無線LANを利用できるサービスの提供を開始した。

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 同サービスは、品川、横浜、羽田空港駅など14駅に設置していた公衆無線LAN設備を京急線の全71駅に設置するもの。各駅のエリアカバー範囲はホーム、コンコース、改札といった駅構内全域。

 近年は携帯情報端末のスマートフォンや携帯ゲーム機など無線LAN内蔵の対応端末が多様化していることから、サービス範囲を京急線全駅に広げ、沿線の価値を高めていく狙い。外出先でパソコンからインターネットの閲覧やメールの送受信などが可能なことから、ビジネスマンを中心に好評で需要も高いという。大手私鉄8社の中で、無線LANが全駅で利用可能となるのは今回が初めて。

 駅改良工事中の梅屋敷、大森町、神武寺、京急大津、新大津の各駅は工事終了後のサービス開始となる。今後は、駅構内における沿線情報の配信や駅業務での利用など、無線LAN設備を通信インフラとして活用していくという。

 同サービスを利用するには無線LAN対応の端末のほか、NTT東日本の無線LANサービス「フレッツ・スポット」、NTTドコモの「Mzone(エムゾーン)」「mopera U(モペラユー)」への加入が必要。

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