
横浜の複合創造拠点「泰生ポーチ」(横浜市中区相生町2)で現在「横浜観劇後飲み会」が開催されている。
「KAAT 神奈川芸術劇場」(中区山下町)で上演中のファミリーミュージカル「えんとつ町のプペル」の上演後の時間帯に、出演者と交流したり、感想を話したりできる場として、同作出演中の俳優で、大阪公演では演出をつとめた高橋伊久磨さんと、東京公演に続き野口雅史さんと市内在住の有志が企画。
同ミュージカルはハロウィーンを舞台にした同名の絵本が原作。煙に覆われた「えんとつ町」で、煙の向こうに「星」があることを想像もしていない住人たちが暮らす中、星の存在を信じるえんとつ掃除屋の少年が、ゴミから生まれたゴミ人間のプペルと出会う物語。
「横浜観劇後飲み会」は、ミュージカルが開演日(8月9日~30日)のうち、水曜~土曜を中心に、終演後の時間帯で開催。高橋さんと野口さんが全日程で参加するほか、他の出演者や関係者が飛び入り参加する日もあるという。
初日9日は、同公演のスポンサーや、初演の観劇を楽しんだ観客らが訪れ交流を楽しみ、参加者は「見終わった直後に、見た人やキャストと飲みながら話せて本当に楽しかった」と笑顔を見せた。
高橋さんは「役者が観客とともに観劇の感想などを話しあえるのは貴重な機会。開催を快諾くださったミュージカル主催者に感謝」と話し「演者側からはなかなか知ることのできない、生の感想をたくさん聞けて、本当に励みになった。観劇仲間と出会えるのでひとりでもぜひ気軽に参加して」と来場を呼び掛ける。
参加費は一般=2000円(2ドリンク付)、VIP=5000円(飲み放題、役者との写真撮影付)。観劇当日でなくても参加可。開催時間はミュージカルの上演時間により異なり、19時~21時30分または21時~23時。