
京浜フェリーボート(横浜市中区海岸通1)とYDMS(常盤町1)は6月12日、「元船乗りと行く、真の横浜再発見ツアー 横浜港クルージング」を運航する。
航海士など船に関する資格を有する「船乗り」の経歴のある人が乗船し、港のルールや灯台の役割、船員の船内生活の裏側などについてガイドするクルーズプラン。
「象の鼻桟橋」から出港し、大さん橋、ベイブリッジ、本牧ふ頭、検疫錨、大黒ふ頭、瑞穂ふ頭、新港ふ頭などを経由する。
航路上の大黒ふ頭には大型客船「スペクトラム・オブ・ザ・シー」が停泊予定で、同船が停泊していれば海上から観覧し、客船の説明と海上からの写真撮影も行う。
同クルージングは観光庁の2024年度「地域観光新発見事業」に採択された取り組みで、横浜の新たな魅力として開発・実証実験を行ってきた。一般向けの販売は初めての試み。
主催するYDMSの、エリアマーケティングマネージャーの相川浩伸さんは「観光地としての『横浜港』だけではなく、実働の横浜港としての姿を案内するツアー」と話す。同社は「関内・関外地区活性化協議会」から生まれ、現在は国内外向けに横浜の魅力を伝える観光コンテンツを企画している。
開催時間は13時30分~14時30分。乗船料は4,950円(子ども同額、ガイド料込)。当日のクルージングコースがデザインされた「オリジナルTシャツ」付き。最少催行人員=20人。