プレスリリース

技術研究所、大規模リノベーションを実施

リリース発行企業:株式会社商船三井

情報提供:

株式会社商船三井(社長:橋本 剛、本社:東京都港区、以下「当社」)は、サステナビリティと働きやすさを融合した未来型研究拠点とするため、当社の技術研究所(神奈川県川崎市)の大規模リノベーションを実施し、「環境への配慮」「快適な職場環境」の二軸を柱に、研究開発の現場をさらに進化させる多面的な取り組みを導入しました。
●ゼロエミッション会議室でカーボンフリーの働き方を実現
地球環境に配慮した研究活動の推進を目的に、新たにゼロエミッション会議室を新設。太陽光エネルギーで発電・蓄電し、会議室内の電力すべて再生可能エネルギーでまかなう、完全カーボンフリーの空間を実現しました。将来的には太陽光パネルや蓄電池の容量を拡張し、災害等の緊急時の電源供給・活用を目指します。
デザインは、深海の底、天井には海の中から水面を見上げているイメージで波紋を思わせる照明を設置しLABOらしさを表現しています。中心のテーブルの天板はホワイトボードになっており、いつでも周囲と簡単な打ち合わせが出来るようになっています。

ゼロエミッション会議室設置フロア

ゼロエミッション会議室にて会議を行う様子

●より快適・安全・効率的な職場環境を実現
コミュニケーションの促進や集中力の向上、リラクゼーション効果を狙った音環境を構築することで、多様な働き方に対応する快適な空間を実現しました。
エントランスは、風と海の動きを表現し、曲線の隙間からグリーンを覗く事で自然との共生を演出するデザインを取り入れ、静脈認証によりセキュリティを強化しました。従来のインターホンを廃止し、タブレットによる受付システムを導入し、来訪者が到着すると担当者にチャットで通知が届く仕組みです。これにより受付業務の省力化とスムーズな来客対応が可能になりました。

技術研究所 エントランス

静脈認証システム

●五大洋をテーマにした新会議室
5つの会議室を増設し、それぞれ「太平洋」「大西洋」「インド洋」「南極海」「北極海」の五大洋にちなんだ名称を採用しました。海をイメージした青色基調の内装デザインが、研究者の創造性を刺激します。

海と科学反応をグラフィックとして表現

入口ドアには五大洋の名称が記載

●グループの総合力を体現する階段
当社グループ共通の価値観を表す5つの言葉の頭文字を合わせた「MOL CHARTS」を階段にあしらい、本社にいなくとも同時に進むべき未来を感じられる仕様になっています。

MOL CHARTSが書かれた階段

今回のリノベーションは、「商船三井グループ環境ビジョン2.2」の「クリーンエネルギーの導入」の一環であり、環境・働き方・技術のすべてにおいて持続可能で柔軟な研究環境を実現するための一歩です。技術研究所はこれからも、最前線の技術と人が出会い、未来を形づくる場であり続けます。

当社グループは、産業全体と幅広く関わる総合海運企業グループとして、社会やお客様の求めるニーズに応じて、サステナブルかつ戦略的な取り組みを推進していきます。

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