プレスリリース

5月18日の冷房稼働率は今年初の20%超え。今年も冷房による電気代”増”が懸念… 「今夏エアコン利用ガマンしたい」49%、「送風運転を使用しない」73%

リリース発行企業:パナソニック株式会社 コミュニケーションデザインセンター

情報提供:

5月請求分(4月使用分)の電気代は、1~3月使用分が対象の政府補助の終了に加え、再生可能エネルギー普及のため電気料金に上乗せされている再エネ賦課金も増額となり、大手10社すべてで値上がりしました。
電気代を気にして「エアコン控え」が懸念される一方、夏は熱中症による救急搬送が急増するため、注意が必要です。気象庁の夏の天候の見通しによれば、今年の夏は暖かい空気に覆われやすいため、気温は全国的に高くなる見込みです。

この度、パナソニック株式会社では今夏のエアコン利用についてアンケート調査を実施するとともに、初夏ならではのエアコン節電術をご紹介します。

【本リリースサマリー】
■「エアコン冷房当日利用率2025(全国平均)」・「エアコン冷房累計利用率ランキング 2025」を発表!
・5月18日の当日利用率は24.4%と、今シーズン初の20%超え
・多くの地域で平年を上回る利用率となっており、今年はエアコン冷房の利用が早い年に
・九州・沖縄地方の利用率が高く、続いて関東地方・四国地方の利用率が高い傾向に

■今夏のエアコン利用と節電・節約意識に関するアンケート調査を実施
・「電気料金値上げの負担を感じる」87%、昨年9月から7%増加
・「電気代や食品、日用品など、各種値上げについての不安を感じる」94%、昨年9月から8%増加
・「今夏はより節電に取り組みたい」72%
・「今年の夏は節電のため、エアコン冷房の利用をガマンしたい」49%

■パナソニック エアーマイスターが初夏ならではの節電方法を解説
・42%が送風運転について正しく理解していない
・73%が「送風運転を使用していない」

-----------------------------------------------------------------------
今夏のエアコン利用速報発表!5月18日は今シーズン初の20%超え
5月18日時点では全国的に冷房利用開始が早い傾向に
-----------------------------------------------------------------------
パナソニックは、エオリアアプリに接続したエオリアユーザーの利用データをもとに、今シーズンの「エアコン冷房当日利用率2025(全国平均)」および「エアコン冷房累計利用率ランキング2025」を作成しました。

■エアコン冷房当日利用率2025(全国平均)
エアコン冷房を利用したユーザーの日毎の割合を示すエアコン冷房当日利用率を、4月1日~5月18日において集計しました。
5月17日~18日の週末で大幅にエアコン冷房の利用が進み、全国で真夏日が続出した5月18日の当日利用率は24.4%と今シーズン初の20%を超える一日となりました。




■エアコン冷房累計利用率ランキング 2025
次に、今シーズン既に一度でもエアコン冷房を利用したユーザーの割合を示すエアコン冷房累計利用率を算出し、全国47都道府県で比較しました。
5月18日時点で多くの地域で平年を上回る利用率となっており、今年はエアコン冷房の利用が早い年と言えそうです。今回算出した5月18日時点でのエアコン冷房累計利用率は、九州・沖縄地方の利用率が高く、続いて関東地方・四国地方の利用率が高い傾向にあります。
今後さらに暑さが本格化する中、エアコン冷房の利用率も大きく伸びることが予想されます。



■エオリア アプリとは https://panasonic.jp/aircon/app.html
パナソニック エアコンのスマートフォン向けアプリです。お手持ちのスマホにエオリア アプリをインストールすれば、外出先や別のお部屋から、リモコンのようにエアコンの遠隔操作や運転状況の確認が可能になります。

-----------------------------------------------------------------------
「電気代値上げの負担感じる」87%、「各種値上げに不安」94%…昨年より増加
「今年の夏は節電のため、冷房の利用をガマンしようと思う」49%
-----------------------------------------------------------------------
パナソニックが5月に実施した調査において「電気料金値上げが続いていますが、値上げの負担を感じることがありますか?」という質問では、「強く感じる」46%、「やや感じる」41%と87%が電気料金値上げの負担を感じています。2024年9月に行った同調査※では「強く感じる」40%、「やや感じる」40%だったことから、値上げ負担を感じている方が7%増加したことがわかりました。
さらに、電気代に限らず食品、日用品など、各種値上げについての不安も、「強く感じる」61%、「やや感じる」33%と94%が不安を感じています。2024年9月に行った同調査※では「強く感じる」50%、「やや感じる」36%だったことから、各種値上げへの不安を感じている方は8%増加したことがわかります。





この電気代値上げの状況を受けて「今夏はより節電に取り組みたいと思いますか?」という質問では、「積極的に取り組みたい」24%、「どちらかと言えば取り組みたい」48%と、72%が節電意向がありました。
さらに、「今年の夏は節電のため、エアコン冷房の利用をガマンしようと思いますか?」という質問では、「かなりガマンしたい」14%、「ややガマンしたい」35%と49%がエアコンガマン派であることがわかりました。





※間もなく政府の電気代補助が再終了予定。今年も暖房による電気代”増”が懸念…「今冬エアコン利用ガマンしたい」53% 電気代が高いのは冷房より暖房、正しく理解していない人は61%(2024年10月8日配信プレスリリース)
https://panasonic.jp/topics/2024/10/000000957.html

今年も電気代を取り巻く厳しい状況が続く中、今回の調査では高い節電・節約意識とエアコン冷房のガマン意向が明らかになりました。これらを受けて、この時期ならではの初夏のエアコン節電術を、パナソニック エアーマイスター 福田風子が紹介します。

-----------------------------------------------------------------------
パナソニック エアーマイスターが教える初夏のエアコン節電術
この時期ならではの節電法!意外と知らない「送風運転」活用術
-----------------------------------------------------------------------
夏本番前のこの季節の節電術としておすすめなのが、送風運転の活用です。冷房運転と比較すると送風運転は消費電力が小さく、1時間の電気代は約0.4円※です。

■42%が送風運転について正しく理解していない!さらに73%が「送風運転を使用していない」
今回、「エアコンの冷房運転と送風運転、電気代が高いのはどちらだと思いますか?」という質問を行ったところ、正しく回答できたのは58%で、42%は正しく理解していませんでした。
また、エアコンの送風運転の使用については、「ほとんど使わない」34%、「まったく使わない」39%と、73%の家庭で活用されていないこともわかりました。





■送風運転はどんなときに活用できる?
室温28℃以上の場合は冷房運転を積極的に活用していただきたいですが、28℃未満であれば送風運転でも快適に過ごせる場合があります。

風速が1m/秒あがると、体感温度は約1℃~2℃程度下がるため、送風運転でエアコンの風向きを調節し、気流を感じることで冷房を使わずに体感温度を下げられます。夏本番前のこの時期ならではの節電術として活用してみてください。

■エアコンは“スペパ(スペースパフォーマンス)”の高い家電
ちなみに、風速1m/秒は、扇風機の中程度の風速に相当します。夏本番前のまだ室温が高くない時期には、エアコンの冷房を使わずに扇風機で涼を取ることもできますが、扇風機をお持ちでない場合は、限られたお部屋の空間と既存の家電を有効利用する“スペパ”の観点からも、エアコンの送風運転を活用することをおすすめします。

もちろん、送風機能がないエアコンもあるため、この機会に一度ご家庭のエアコンの機能を改めて確認してみましょう。

ただし、暑さの厳しい日には冷房を活用くださいね。その際も設定温度を1℃上げて、風量を上げることで体感温度を変えずに約13%の節電※になります。このように、エアコンの気流を活用することで消費電力を抑えることができます。

※:消費電力量約12Wh。電力料金めやす単価31円/kWh(税込)[2022年7月改定] で計算。ご使用条件等によって異なります。 (LXシリーズは、換気運転をしない場合の電気代)

■その他、エアコン節電術についてはこちら
https://panasonic.jp/aircon/contents/cost_cooling.html#section04

-----------------------------------------------------------------------
エオリアの多彩な送風機能
「ナノイーX 送風」や「1/f ゆらぎ気流」
-----------------------------------------------------------------------
■ナノイーX 送風
ナノイーXを放出する送風運転のみの運転ができます。
ナノイーXは空気中のさまざまな有害物質を抑制するため、冷房や暖房を使わない季節や、花粉が多くなる春先などにもおすすめです。

■1/f ゆらぎ気流
エアコンの風が苦手という方も多いですが、エオリアの送風では信州の蓼科高原に吹く風を忠実に再現した1/f ゆらぎ気流を搭載。
ファンの回転数を変化させ、ゆらぎ気流をつくることで、自然に近い、心地よい涼風を届けます。
(風向・風量自動にて送風運転時)

■ナノイーXとエオリアのナノイーX 送風についてはこちら
https://panasonic.jp/aircon/nanoe-x.html

■エオリアの冷房機能についてはこちら
https://panasonic.jp/aircon/feature/cooling.html




【パナソニック エアーマイスター 福田 風子】パナソニック株式会社 空質空調社

自宅に異なる4機種のエアコンを設置し、機能の違いや風の違いを感じ分ける。スマホを使って家中のエアコンを遠隔操作したり、時にはカビの発生したエアコンを自ら入手・分解して調べるなど担当の枠を超えてちょっとしたエアコンマニア。



■パナソニック エアコン「Eolia(エオリア)」は、「熱中症ゼロへ」プロジェクト公式エアコンに認定されています。「熱中症ゼロへ」とは、熱中症にかかる方を減らし、亡くなってしまう方をゼロにすることを目指すプロジェクトです。
https://panasonic.jp/aircon/contents/zero_heatstroke.html

■「2025年夏のエアコン利用と節電・節約意識に関する実態調査」概要
●調査地域:全国
●調査期間:2025年5月9日~5月16日
●調査方法:インターネット調査(協力:ジャストシステム)
●調査対象:エアコンを所有している20~60代の男女
●有効回答:529名(男性:275名、女性:254名)
※調査結果を引用いただく際はパナソニック「エオリア」調べを引用元として記載ください。

  • はてなブックマークに追加

ヨコハマ経済新聞VOTE

横浜の何区在住ですか?

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース