塩と紫蘇だけで梅干しの製造をおこなう株式会社うめひかり/梅ボーイズ(本社:和歌山県みなべ町、代表:山本将志郎)は、品川区の銭湯「金春湯」「すえひろ湯」及び横浜市の銭湯「満天の湯」とのコラボ企画を2025年5月6日(火・祝)から開始します。
本イベントでは、廃棄されることの多い梅干しの種や梅酢を有効活用した「梅干し風呂」や、汗をかいた後のミネラル補給に最適な梅干し・梅酢の試食・試飲・販売を実施します。
昨年実施した同様の企画では、梅酢のドリンク(うめポ)が500杯を超える販売実績を記録するなど、多くのお客さまから好評を博しました。今年もさらなる盛り上がりが期待されます。
・実施背景
梅干しは古くから日本の食文化を支えてきた伝統食品であり、特に汗をかく季節にはミネラルやクエン酸の補給源としても注目されています。一方で、梅干しの製造工程で発生する“種”や“梅酢”はそのまま廃棄されることも多く、これらの副産物の価値を見直す機会として、銭湯やサウナ施設と連携した体験型イベントを企画いたしました。
・コラボ内容
<金春湯・すえひろ湯>
すっぱい梅干しでミネラル補給
湯上がりに、すっぱいしょっぱい梅酢ドリンクの試飲が振る舞われます。また、梅干し(280gパック、140gチューブ)、梅酢(45mlパック)の販売も行われます。
種を有効活用した”梅干し風呂”
梅ペーストの製造過程では梅の種を取り除く必要があり、これまでその多くが未活用のまま廃棄されてきました。種の周囲にはわずかに果肉が残っており、本来であれば梅干しとしての風味や成分が含まれているにもかかわらず、十分に活用されていないのが実情です。
今回の取り組みでは、これらの梅干しの種を入浴剤代わりに活用した「梅干し風呂」を各銭湯にて展開いたします。浴槽に浮かぶ梅の種からは、梅干し特有の爽やかな香りが立ち上り、リラックス効果をもたらします。さらに、梅干しに含まれる塩分によって、バスソルトのような温浴効果も期待できる、新しい“食と香りの循環”を体験いただける機会となっております。
未利用資源を有効活用することで食品ロスの削減に貢献し、持続可能な生産と消費を目指すものでもあります。身近な体験を通じて、梅産地が抱える課題や資源循環の可能性に目を向けるきっかけとして、より多くの方にご参加いただければ幸いです。
廃棄されることも多い”梅酢”を知るきっかけに
クエン酸豊富でサウナ・入浴後の身体に適した「梅酢」の試飲も実施いたします。
梅酢は、梅干しを漬け込む過程で生まれる副産物であり、「梅と塩」、または「梅・塩・紫蘇」のみで構成されるシンプルな伝統調味料です。塩味の中に梅特有の酸味が感じられ、調味料としてはもちろん、水や炭酸水で割ってドリンクとしても美味しくお楽しみいただけます。
しかしながら、生産量に対して認知度が十分に広まっておらず、活用されずに廃棄されてしまうケースも多くあります。梅の産地である和歌山県においても一部が産業廃棄物として処理されているのが現状です。そんな中、梅ボーイズでは2024年の1年間で4万本以上の梅酢を販売しました。
今はまだ広く知られていないだけで、家庭の定番調味料となるポテンシャルが十分にあります。
今回の試飲体験を通じて、汗をかいた後のミネラル補給としての梅酢の魅力にも触れていただく機会としたいと考えております。
<満天の湯>
夏季フードメニューとして、梅干しを使ったメニューが提供されます。昨年、ドリンク(うめポ)は500杯以上、フードメニューは1,500食以上の販売実績があり、ご好評いただいた人気メニューです。
期間:5月21日(水)~8月中旬(予定)
蒸し鶏と梅和えのおうどん (980円)
うめポ(480円) ※梅酢のポカリ割
蒸し鶏と胡瓜の梅肉和え (580円)
冷やし梅茶漬け ※朝食時間帯のみ (700円)
・実施内容及び店舗概要
<金春湯>
日程:5月6日(火・祝)
内容:梅干し風呂、梅酢試飲、梅干し・梅酢販売
住所:東京都品川区大崎3-18-8 コンパルビル1F
アクセス:大崎駅徒歩8分 戸越銀座駅徒歩10分
URL:https://kom-pal.com/
<すえひろ湯>
日程:5月17日(土), 18日(日)
内容:梅干し風呂、梅酢試飲、梅干し・梅酢販売
住所:東京都品川区大井1丁目42-4
アクセス:JR・東急大井町駅徒歩4分
URL:https://suehiroyu.tokyo/
<満天の湯>
日程:5月21日(水)~8月中旬
内容:梅干し・梅酢を使ったフード・ドリンクメニュー提供
住所:神奈川県横浜市保土ケ谷区上星川3-1-1
アクセス:相鉄線 上星川駅徒歩1分
URL:https://mantennoyu.com/
・梅ボーイズについて
「日本の伝統食・梅を後世に残したい」という想いを持ったメンバーが集まった梅ボーイズ。
梅の味を生かすため、「梅・塩・紫蘇」だけで漬けた無添加の梅干しにこだわり、全国の小売店・オンラインショップで販売しています。
昔からの伝統を大切にしながら、幅広い世代に魅力を伝えるためSNSでの梅レシピの発信やYouTubeでの動画配信を行っています。
●HP :https://umenokuni.com
●Instagram :https://www.instagram.com/umeboys/
●X :https://twitter.com/_UMEBOYS_1904
●Youtube :https://www.youtube.com/channel/UCdX7AUUjxHUs0QEZd41D05A
・代表 山本将志郎
1993年、和歌山県みなべ町で明治37年創業の梅農家に生まれる。
北海道大学薬学部卒。在学中に梅産地の高齢化の現状を知り、若者が「面白い・やりがいがある」と思える農業を創り、梅干しを次世代につなぐと決意。令和元年に梅本来の味を生かして、塩と紫蘇だけで漬ける梅干し屋を開業。全国から新規就農者を募り、”梅ボーイズ” として10名の梅農家を誕生させた。3年目から農園長になれる仕組み作りなど、梅農家継承に向けて日々チャレンジし続けている。
・株式会社うめひかり
事業内容 :梅干しの製造・販売
代表 :山本将志郎
本社 :〒645-0022 和歌山県日高郡みなべ町晩稲505-1
公式サイト:https://umenokuni.com/
電話 :080-1173-2685(代表)
メール :umehikari.pr@gmail.com
梅、梅干しのことなら何でも気軽にお問い合わせください。