新型コロナ関連横浜市第37週:2344人
横浜能楽堂では、夏休み期間中に「こども狂言ワークショップ~入門編~」を開催します。
一流の講師の指導で、本格的な狂言の実技を体験する3日間。学校の教室では体験できない“本物”を学んでみませんか?
狂言鑑賞と実技体験がセットに
夏休みに横浜能楽堂で開催される「こども狂言ワークショップ~入門編~」。
まずはじめに、7月30日に普及公演「こども狂言堂」を鑑賞します。内容は、狂言の名門・山本東次郎家による狂言「清水」と「柿山伏」を、人間国宝の山本東次郎さんのお話付きでお送りします。
その後、7月31日から3日間、実技を体験します。講師は、山本東次郎家の山本則俊さんら。1日目・2日目は「足の運び」「扇の使い方」など狂言の基礎から始め、狂言小舞「盃」を稽古します。3日目は国語の教科書にも掲載されている狂言「柿山伏」の一部を演じてみます。
「入門編」を修了すると次のステップへ
「入門編」修了後、希望者は、秋から開催される「こども狂言ワークショップ~卒業編~」(有料)で、10回にわたる本格的な稽古を受けることができます。
「卒業編」を受講すると、本舞台での発表会「横浜こども狂言会」で稽古の成果を披露する機会も。狂言の装束をつけて、こどもだけで古典曲を一曲演じるという本格的な内容です。
礼儀作法も身に付く
このワークショップでは、狂言に触れる、伝統芸能の世界を体験できるのはもちろん、礼儀作法を学べることも特徴です。稽古の始まりは、正座して先生にご挨拶から。お辞儀の仕方も丁寧に教えてもらえます。
「こども狂言ワークショップ」は奥深い古典芸能の世界への入り口。
まずは夏休みの4日間、「能楽堂」という特別な空間で狂言を体験してみませんか?