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臨時列車の快速「ムーンライトながら」運転終了 昨年春がラストラン

JR東日本は22日、春の増発列車のお知らせの中で、臨時列車の快速「ムーンライトながら」の運転を終了することを発表した。「ムーンライトながら」は1996年(平成8年)に前身の東京発大垣行きの夜行列車(通称=「大垣夜行」)を代替する形で定期列車として運行。2009年(平成21年)3月14日以降は「青春18きっぷ」が利用可能な春・夏・冬に臨時列車臨時列車として運行されていた。新型コロナウィルス感染症の影響などにより昨年夏・冬の運行はなかったため、同年3月29日の上り列車が結果的に最終運行となった。昨年春の時刻表は、下りが、東京23:10、品川23:18、横浜23:36、小田原00:31、沼津01:08、静岡01:50、浜松03:02、名古屋05:09着、岐阜05:32着、大垣05:45着。上りが大垣22:48、岐阜22:59、名古屋23:20、豊橋00:18、浜松00:55、静岡01:55、沼津03:21、横浜04:40着、品川04:57着、東京05:05着だった。青春18きっぷは0時を回って最初に到着した駅で有効期限が切れるため、横浜駅から名古屋方面への青春18きっぷの旅では、小田原駅まで普通乗車券を購入し、24時以降に車内で検札を受ける利用法も知られていた。JR東日本は同お知らせの中で「臨時列車の快速『ムーンライトながら』につきましては、お客さまの行動様式の変化により列車の使命が薄れてきたことに加え、使用している車両の老朽化に伴い、運転を終了いたします」(原文ママ)とコメントしている。(写真はRsa, CC BY-SA 3.0 , ウィキメディア・コモンズ経由で)

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