関内ホール（横浜市中区住吉町4）で6月14日、ゴールデン・カップスのギタリストとして活躍したエディ藩さんを追悼するイベント「語り継ぐロックの伝説 ミッキー吉野のMUSIC LIFE ～ONE NOTE SWING セッション～」が開催される。イベントは当初、エディ藩さんを迎え、ザ・ゴールデン・カップスの歴史とその影響をテーマにしたトーク＆ライブイベントとして企画されていたが、5月10日にエディ藩さんが感染性心内膜炎のため77歳で死去したことを受け、追悼公演として開催されることとなった。ゴールデン・カップスのメンバーだったミッキー吉野さんは、エディ藩さんと音楽活動を共にしてきた盟友。トークセッションには作詞家の松山猛さん、昭和歌謡やグループサウンズに詳しいタブレット純さんが登壇。司会は音楽誌MUSIC LIFE CLUBの井口吾郎さんが務める。ライブでは、ハーモニカ奏者の八木のぶおさんがゲストとして出演し、エディ藩さんの代表曲や、当時のブルース・ロックの楽曲を演奏する。エディ藩さんは1967年、横浜を拠点に活動したグループサウンズ「ザ・ゴールデン・カップス」のギタリスト兼ボーカルとしてデビュー。「長い髪の少女」や「愛する君に」などをヒットさせ、日本のロック黎明期を牽引した存在だった。解散後も音楽活動を続け、1982年には「横浜ホンキートンク・ブルース」を発表。横浜の街と強く結びついた楽曲は、多くのアーティストにカバーされている。16時開場、17時開演。チケットは7,700円（全席指定）。