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野毛で「ジャズde盆踊り」  今年は「イパネマの娘」をアレンジ

昨年の「ジャズde盆踊り」の様子

昨年の「ジャズde盆踊り」の様子

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 野毛本通り(横浜市中区野毛町)で9月17日と18日、「野毛ジャズ de 盆踊り 2016」が開催される。

17日 13時30分から吉田町・野毛対抗の綱引き大会も行われる

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 ジャズの名曲で盆踊りをする同イベントは、野毛に国内最古のジャズ喫茶「ちぐさ」があることや、2010年に横浜市歌に踊りを付けた「よこはまアラメヤ音頭」をプロデュースして横浜各地に浸透させてきた実績を踏まえ、野毛からジャズを発信する目的で企画された。3回目となる今年は、香港・韓国・日本の若手アーティストによる新プログラム「東アジア国際セッション」も用意する。主催は野毛商店街協同組合。

 当日は、野毛本通りに周辺地区の飲食店53店が出店し、400席の路上特設席を設置。メインステージではジャズ演奏と、市内で「天然ダンス工房」を主宰する松井ゆきみさんの振り付けによる盆踊りを行う。17日の出演は今田勝トリオ、小川恵理紗 Group、18日は渋さ知らズ、国内外で活躍するサンバチーム「エスコーラ・ヂ・サンバ・サウーヂ」など。

 サファリパークDUO、日の出サンデーズなどを迎えた街角や屋上ライブ、無料で体験できるメリーゴーラウンドや紀あささんによる手回しオルガンのパフォーマンスも用意し、アート、パフォーマンス、飲食など野毛の持つ多様な魅力を発信する。

 また、連携イベントとして、都橋をはさんだ野毛町と吉田町の町ファンによる対抗綱引き(17日)、優れた新人ミュージシャンを発掘する「第4回ちぐさ賞コンペティション」(18日)、近隣ジャズスポット「ル・タン・ペルデュ」「うっふ」「酔いどれ伯爵」「DOLPHY」でのライブも開催される。

 盆踊りは第1回の「Take the "A" Train(A列車で行こう)」、第2回の「In The Mood」に続き、今年は「The Girl From Ipanema(イパネマの娘)」を盆踊り風にアレンジする。

 ジャズ de 盆踊り実行委員会の新村繭子さんは「今年の見どころは『東アジア国際セッション』。 ジャズ盆で初めて顔合わせ、リハも本番当日のみという 思い切ったプログラムで、東アジア国際セッションをメインにしたジャズde盆踊り後夜祭も準備している」と話す。

 開催時間は13時~21時。観覧無料。詳細はホームページで。

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