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石川町の2ギャラリーで合同展「imagine」 23人の新作集う

Gallery fuで展示している齋藤杏奈さん(左)と三枝聡さんの作品

Gallery fuで展示している齋藤杏奈さん(左)と三枝聡さんの作品

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 石川町のGallery fu(横浜市中区石川町1)とLAUNCH PAD GALLERY(中区石川町5)で12月1日から、共同企画展「imagine~あした~」が開催されている。

住宅の一角を使ったLAUNCH PAD GALLERY

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 2013年4月にオープンしたGallery fuと、2014年5月にオープンしたLAUNCH PAD GALLERYでは、これまで地元ゆかりの作家や若手作家を数多く紹介。2つのギャラリーを訪ねて石川町を縦断することで街歩きも楽しんでほしいと、以前からコラボレーションの機会を探っていた。

 今回の展示は、Gallery fuを訪れた東京新聞記者の志村彰太さんとの会話をきっかけに企画。安保法制に関する報道に際しどことなく表現の不自由さを感じたことから、芸術表現への期待を文章にして寄せた。また、キュレーターのロジャー・マクドナルドさんも「身を委ねる」ことについての文章を寄せている。

 出展作家は、Gallery fu=岩間正明さん、片桐三佳さん、木下直人さん、小林大悟さん、齋藤杏奈さん、三枝聡さん、坂田恭平さん、シムラヒデミさん、田中彰さん、テラダケイゴさん、花井サニーさん、三浦かおりさん、LAUNCH PAD GALLERY=秋山直子さん、植村紗江さん、うしこさん、大野愛さん、片桐拓弥さん、KYAN DOGさん、珈琲鳥子さん、椎橋元貴さん、成田雪那さん、寺田忍さん、山崎真さんの23人。絵画や写真、彫刻などさまざまな形で、生命、自然、政治、社会、環境などをテーマに「あした」を描いた新作を展示する。

 会場には各アーティストによる作品解説を用意。普段と違う手法を使った実験的な作品も多いという。

 Gallery fuの鈴木智恵さんは「『あした』を想像するためには、現実を直視しないといけない。そんな今回のテーマを、アーティストに悩みながら向き合ってほしかった。そんなモヤモヤとした向き合い方を体感してほしい」と話す。

 展示は12月13日まで。開場時間は12時~20時(日曜は18時)。月曜休廊。入場無料。レセプションはLAUNCH PAD GALLERYで5日19時~22時、参加費500円。

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