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情文ホールでオープンデータセミナー「健康・医療におけるデータ活用とビジネス化」

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 情文ホール(横浜市中区日本大通11) で10月30日、「健康・医療分野におけるデータ活用とビジネス化 成長分野×データ活用ビジネスセミナー Vol.2」が開催される。

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 自治体など公的機関や企業などによる「オープンデータ」や「ビッグデータ」に関する取り組みが関心を集めている中で、さまざまなデータが地方創生や地域経済の活性化、地域活動への参加促進などの原動力となることが期待されてる。セミナーでは、健康・医療分野におけるデータ活用とビジネス化についての最新動向を知ることができる。

 福岡県で創業した「ウェルモ」(福岡市中央区大名)CEOの鹿野佑介さんによる、介護分野におけるオープンデータ活用をテーマとする基調講演に加え、横浜市健康福祉局による健康づくりや、ダブルケア(介護・子育て)分野の市内のデータ活用の事例紹介、オープンデータなどを活用した横浜市のビジネス支援事業などが話題提供として紹介される。

 パネルディスカッションには、鹿野さんのほか、加藤良平さん(ケアレビュー 代表取締役)、下山紗代子さん(リンクデータ 代表理事)、土屋朋宏さん(横浜市経済局成長産業振興課 担当係長)が登壇し、データを活用したビジネスについてディスカッションする。

 オープンデータとは、データの活用や分析により新たな価値を生み出すために使いやすい形で公開され、自由に使えるデータのこと。横浜市では、市が2014年6月に「オープンデータ取組方針」をまとめたほか、市民によるオープンデータを推進するイベントなどが多数行われている。

 セミナーは、横浜市内企業のオープンデータについての認知度を高め、オープンデータを利活用できる人材の育成や、横浜市のオープンデータを利活用したビジネスにつなげる取り組みを支援する横浜市経済局の「オープンデータ活用ビジネス化支援事業」の一環。

 パネルディスカッションのモデレータを務める「横浜コミュニティデザイン・ラボ」(中区相生町3)の宮島真希子さんは「高齢化社会が本格化するなか、医療・介護サービスの充実は市民生活の質の向上に直結している。利便性の高いサービスを生み出すために行政はもちろん、民間が持つデータをオープン化していくためにどのような環境が必要なのかを実践者を交えて議論していきたい」と話す。

 開催時間は13時30分~16時30分。参加費2,000円(学生1,000円)。終了後には懇親会も予定されている。事前申込制。

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