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元町の和菓子店「香炉庵」2階に茶寮がオープン 神奈川県産の練乳と自社製シロップのかき氷も

香炉庵 茶寮の内観

香炉庵 茶寮の内観

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 元町の和菓子店「香炉庵」(横浜市中区元町1)2階に今年2月、茶寮がオープンした。

「香炉庵あんみつ」(1,000円、ドリンク付き)

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 2004年に創業した同店は、看板商品の「黒糖どらやき」(1個170円)をはじめ、「麩まんじゅう」(1個200円)やきな粉のクリームをサンドした「どらブッセ」(1個190円)、「和ぽてと」(1個180円)などオリジナルの和菓子を販売。元町の本店で製造を行っており、現在そごう横浜店、新横浜店、東京グランスタ店の計4店舗を持つ。

 今回は、元町本店が入るビルの2階が空いたことから、以前1階に併設していた飲食スペースを拡大して2階に茶寮として新たに開業。「ぜんざい汁粉」(900円)、「香炉庵和菓子五ツ盛」(1,100円)、「わらび餅(季節の果汁添え)」(900円)などの甘味(すべてドリンク付き)のほか、「元町お赤飯御膳」(1,400円)・「季節のお赤飯御膳」(1,500円)の2種類の御膳(共に和菓子三ツ盛、ドリンク付き)も提供する。店舗面積は約110平米で、席数は38席。

 4月からは、以前1階で出していたという自社製シロップと神奈川県産の牛乳を使った練乳のかき氷も販売。いちご(908円)・いちご練乳(926円)・宇治金時(908円)・宇治金時練乳(926円)・あずき練乳(926円)の5種類で、全て煎茶が付く(価格は全て税別)。

 同社代表の齋藤知也さんは横浜出身で、19歳の時に和菓子業界で修業を開始。「どらやきをチョコレートのような感覚で食べられるよう小さめに作ったり、元町の洋の文化に合わせて工夫をしてきた。茶寮は和菓子教室やギャラリーとしても運用しながら、地域に貢献できれば」と話す。

 茶寮の営業時間は11時~18時(冬期は17時まで)。

 また、5月14日には、横浜駅西口地下街の「ダイヤキッチン」に新業態店「和の実 花こうろ」をオープン。甘納豆の製法を利用したオレンジやりんご、トマトなどのセミドライフルーツや、和菓子を販売する。

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