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横浜のベンチャーがワイヤレス給電式ホットマグを発売-ボードに置くだけで保温

新発売のDS HOT MUG(マットブラック)

新発売のDS HOT MUG(マットブラック)

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 横浜のベンチャー企業ディサプライング(横浜市中区尾上町5)は1月31日、ワイヤレス給電式のホットマグ「DS HOT MUG(ホットマグ)」のインターネット予約を開始した。

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 ディサプライングは、ソニーの技術者だった代表取締役COOの斎藤茂彦さんら3人を中心に、ワイヤレス給電関連商品の製造・販売を目指して2014年5月に設立。

 今回発売する「DSホットマグ」は、携帯電話のワイヤレス給電に使われる技術を応用し、給電ボードの上に置くだけで、50度から60度の飲み頃の温度で保温ができる。マグカップ内部のヒーターに接続された受電コイルが、給電ポードのコイルと反応して電気が発生する仕組みを活かしている。

 マグカップは、高さ109ミリメートル、直径87ミリメートルで、約350ミリリットル入る。女性へのヒアリング調査を元に、洗う際に手が入るよう直径を大きめに設定。デスクの上で倒れにくいように高さを低くし、安定感のあるデザインを採用したという。カラーは白と黒の2色で、今後バリエーションを増やしていく予定。

 価格はDSホットマグと給電ボードのセットで10,584円。ディサプライングの運営するショッピングサイト「DSショッピング」で予約でき、2月6日から出荷を開始している。また、2月14日までの予約は送料が無料になるキャンペーンを行っている。

 斎藤さんは「DSホットマグは、ワイヤレス給電技術を活かした最初の商品。給電ボードの仕組みは、飲み物を温めるだけでなく、携帯の充電や他のデバイスへの電源供給として活用できる。今後関連商品を増やし、カフェやシェアオフィス、介護施設などさまざまな場所での活用方法を提案していきたい」と話している。

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