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BARのまち・吉田町で「吉田まちなか映画祭」-若手映像作家のディープな作品を上映

中村町の焼きそば屋・磯村屋を追った「いまのところ、ある」(大野隆介監督、2012年)

中村町の焼きそば屋・磯村屋を追った「いまのところ、ある」(大野隆介監督、2012年)

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 吉田町の多目的スタジオ「yoshidamachi Lily」(横浜市中区吉田町4)で1月31日と2月1日、「第2回 吉田まちなか映画祭」が開催される。

みなと総合高校演劇部や吉田町青年部のメンバーが出演する「忘れられない街」(細見葉介監督)より

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 同映画祭は、中区の吉田町商店街周辺の地域活性化を目的に昨年初開催。「バーの街」とも言われる同商店街にちなみ「お酒にまつわる映画」を上映した。今回は「ディープな横浜」をテーマに、吉田町や近隣エリアを舞台に制作された若手映像作家たちの作品を上映する。1日目は横浜インディーズ作品の部、2日目は長編の部とし、各日トークイベントも行う。

 31日は、オープニングイベントとして、横浜で長年にわたり独立系映画館の興業師として映画文化を守ってきた福寿祁久雄さんと、シネマジャック&ベティ支配人の梶原俊幸さんを迎えたトークイベントを実施。上映作品は、横浜で活動するバンド「deronderonderon」のミュージックビデオ作品「IKIL」(高野徹監督)、吉田町の人びとの全面協力で撮影された「忘れられない街」「都橋夫人」(細見葉介監督)、5年がかりで作られた「Kenji」(真嶋貴之・金利健司監督)。

 2日目は、南区八幡町にある創業1950年の焼きそば屋「磯村屋」を追った「いまのところ、ある。」(大野隆介監督)、黄金町や野毛が舞台の染谷将太さん出演作品「5windows」(瀬田なつき監督)、日韓合作の「THE DEPTHS」(濱口竜介監督)の上映と、監督のトーク、クロージングパーティーを実施する。

 吉田まちなか映画祭実行委員会の新村繭子さんは「オープニングイベントでは横浜映画の歴史や地域での映画祭などについてお話しいただく。Barのまち・吉田町でしか味わえない映画祭オリジナルカクテルもお楽しみいただける、珍しいタイプの映画祭。ぜひ足を運んで欲しい」と話している。

 開催時間は31日=18時~21時、1日=13時45分~21時。チケットは、2日通し券=3,000円、1日目=1,000円、2日目=1作品1,000円。クロージングパーティーは別途2,000円。

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