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そごう美術館でムーミン作者の展覧会「生誕100周年トーベ・ヤンソン展」

トゥーリッキ・ピエティラ「ムーミン谷の冬」より春(1989年)

トゥーリッキ・ピエティラ「ムーミン谷の冬」より春(1989年)

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 そごう横浜店・6階の「そごう美術館」(横浜市西区高島2)で、ムーミンの作者トーベ・ヤンソンの生涯をたどる展覧会「生誕100周年 トーベ・ヤンソン展~ムーミンと生きる~」が開催されている。

クルーヴ島の「夏の家」再現モデル

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 トーベ・ヤンソン(1914~2001年)は、フィンランドを代表する女性作家。父は彫刻家、母は挿絵画家、兄弟全員が芸術家という環境に育ち、15歳で風刺雑誌の挿絵画家としてデビュー。幼少期、青春期に戦争体験をしながらも、86歳で他界するまで「Work & Love」を信条に創作活動を続けた。

 同展は、フィンランド国立アテネウム美術館で開催した回顧展(2014年3~9月)の日本巡回展として再構成した本格的な展覧会。油彩、水彩、挿絵のほか、トーベの兄弟や親しい人々が撮りためた写真資料など約400点を紹介する。

 作品は、「神秘的な風景」(油彩、フィンランド国立アテネウム美術館蔵、1930年代)、「山猫の毛皮をまとった自画像」(油彩、個人蔵、1942年)、風刺雑誌「ガルム」1944年10月号表紙(タンペレ市立美術館 ムーミン谷博物館蔵、1944年)、「たのしいムーミン一家」挿絵(タンペレ市立美術館 ムーミン谷博物館蔵、1948年)、絵本「ムーミン谷へのふしぎな旅」挿絵(タンペレ市立美術館 ムーミン谷博物館蔵、1977年)、「不思議の国のアリス」挿絵(タンペレ市立美術館 ムーミン谷博物館蔵、1966年)など。

 代表作「ムーミン」シリーズの挿絵原画をはじめ、初期のトーベを語る上で欠かせない風刺雑誌「ガルム」、トーベが生涯を通して挑戦し続けた油彩作品、小説の挿絵、トーベが夏を過ごした手作りの「夏の家」再現モデルを展示し、ムーミンと共に生きた著者の生活と創作の秘密に迫る。

 また、学芸員によるギャラリートーク(11月15日・29日)を実施。ミュージアムショップでは、トーベ展オリジナルグッズや関連グッズも販売している。

 10月22日の報道内覧会には、ムーミンキャラクターズ社長のソフィア・ヤンソンさん、駐日フィンランド大使のマヌ・ヴィルタモさん、トーベ・ヤンソン研究の第一人者であるトゥーラ・カルヤライネンさんらが登壇。マヌさんは「トーベの美しくパワフルな作品からは、次世代にも受け継がれる作家の思いや精神が伝わってくる。静かな生活を好み、旅を愛するトーベは、日本をはじめとする世界中の場所を訪問し、周囲の人々や海からインスピレーションを受けていた。この展覧会で、『真の芸術家』であるトーベと冒険を楽しんでほしい」と話している。

 開館時間は10時~20時(入館は閉館30分前まで)。入館料(当日)は大人=1,000円、大学・高校生=800円、中学・小学生=500円。未就学児無料。11月30日まで。

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