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横浜で開港5都市景観まちづくり会議-函館、横浜、長崎、新潟、神戸の市民が集う

開港5都市景観まちづくり会議 横浜大会のメーンビジュアル(©Issay Kobayashi)

開港5都市景観まちづくり会議 横浜大会のメーンビジュアル(©Issay Kobayashi)

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 安政5年(1858年)の日米修好通商条約締結により貿易港として開港した、函館、横浜、長崎、新潟、神戸の5都市の市民団体や大学・行政関係者らが集まる「開港5都市景観まちづくり会議 横浜大会」が10月17日から19日まで、横浜で開催される。

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 同会議は、景観まちづくりに関する交流や意見交換を目的とした大会で今回が20回目。今年の横浜大会では、3日間にわたりディスカッションや「まち歩き」などを行い、開港都市の魅力や可能性を考える。

 17日14時から横浜市開港記念会館で「大学連携のまちづくり」をテーマとしたパネルディスカッションが行われる。各都市でまちづくりの実践に取り組む市民団体と大学関係者たちが、それぞれの都市の取組みやまちの特徴を紹介し、これからのまちづくりにおける大学連携の可能性を探る。

 18日は、分科会として、大さん橋、神奈川県立音楽堂、ヨコハマ創造都市センター、さくらWORKS<関内>の4拠点を起点に「港と未来」「歴史を生かしたまちづくり」「創造都市とまちづくり」「オープンデータ」をテーマにしたまち歩きが行われる。一般からの参加も受け付ける「オープンデータ」分科会は、スマートフォンやタブレットを使いながら、横浜市開港記念会館、神奈川県庁、象の鼻パーク、横浜公園などのスポットを巡り、明治時代以降の関内周辺の古写真や絵葉書などの画像などを見ながら探索する「まちを楽しむ新たな手法」を紹介する。

 19日には各都市からの参加者が集まり、各分科会の報告や、魅力あるまちづくりの推進や都市の景観形成に関する大会宣言の発表などを行う。

 同会議の広報担当者は「5つの開港都市の市民が集う景観まちづくり会議は1993年に始まり今回で20回目。会期の3日間は『ヨコハマトリエンナーレ』や『関内外OPEN!6』など、ベイエリアのさまざまな拠点でイベントが行われている。この機会にぜひ横浜を訪れて欲しい」と話す。

 一般参加ができるパネルディスカッションは参加費無料(先着順入場)。「オープンデータ」分科会は、横浜の老舗とんかつ店「勝烈庵」と「日本ナポリタン協会」のレシピによるナポリタンが食べられる昼食付で2,000円。申込み方法など詳細は「開港5都市景観まちづくり会議横浜大会」ホームページで。

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