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原鉄道模型博物館で「SHINKANSEN展」-東海道新幹線50周年記念

ゼロ系に搭載されていた初期の速度計、ブレーキ弁、マスコン、圧力計の実物展示(第2展示室)

ゼロ系に搭載されていた初期の速度計、ブレーキ弁、マスコン、圧力計の実物展示(第2展示室)

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 「原鉄道模型博物館」(横浜市西区高島1)で、 東海道新幹線50周年記念「ありがとう!SHINKANSEN展」が開催されている。

新大阪ー名古屋 新幹線B特急券「一番切符」

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 原鉄道模型博物館は、今年7月に95歳で他界した世界的な鉄道模型の製作・収集家、原信太郎さんの鉄道模型コレクション約1,000両を展示。一番ゲージ(縮尺約1/32)の室内の鉄道ジオラマとしては世界最大級の面積(約310平方メートル)の一番ゲージジオラマ「いちばんテツモパーク」を原さんのコレクション模型が走る。

 東海道新幹線50周年記念企画の同展。新幹線開業翌年から31年間、新幹線運転士をしていた原さんの旧友・中村信雄さんの貴重なコレクションや、原さんの秘蔵品を初公開し、日本の経済・社会に影響を与え、世界の鉄道史を書き換えた新幹線の魅力を紹介する。

 展示場所は、第2展示室=「新幹線物語」、第3展示室=「一番切符勢揃い(ぞろい)」。「新幹線物語」は、ゼロ系に搭載されていた初期の速度計2種とブレーキ弁、マスコン、圧力計の実物展示をはじめ、開業時ダイヤ、日常の作業マニュアル「運転士の手引き」、業務日誌、運転用線路図、列車運転時刻表などを展示。原さんが試験走行列車内で撮影した新幹線一番列車内映像も紹介する。

 「一番切符勢揃い」では、1964年10月1日の開業当日の「一番切符」をはじめ、新大阪駅ができて最初の定期券、新幹線の前身であるビジネス特急こだまの切符「第1こだま特急券」、前売り券、当日券、1等車、2等車、硬券(こうけん)など、原さんが収集した東海道線の「一番切符」39枚を全て公開する。

 一番切符とは、新しく開業した路線で売り出す切符の通し番号0001のもの。原さんは始点と終点の駅でそれぞれ入手することを目指し、一番切符を獲得するために綿密な作戦を練り、何日も前から駅で待機するなど、0001番に情熱を燃やし続けた。

 そのほか、10月14日の「鉄道の日」を記念した「鉄道の日セミナー・トークショー」として、「新幹線運転士Q&A」(12日)、「東海道新幹線50年の軌跡~進化を遂げた舞台裏~」(13日)、「チビッコ新幹線クイズ大会」(26日)などを実施する。

 副館長の原健人さんは「父は東京在住時に抱いていた横浜へのノスタルジック、鉄道発祥の地・横浜にこだわり、原鉄道模型博物館を横浜に開館した。父が一番切符を収集していた当時、自分はまだ子どもだったが、一番切符を手にして喜ぶ父の姿は忘れられない。子どもたちにとって、原鉄道模型博物館が30年、40年後にものづくりの道を志すきっかけになればうれしい」と話す。

 また、原鉄道模型博物館の生悦住淳平さんは「原信太郎さんは『手づくり感』のある初期の鉄道模型を愛していた。一番切符は、新駅は手書きで対応するなど、開業直前の窓口の混乱も含めた時代を感じさせる。今回の展示を通して、人々の関わりを含めた新幹線開業の背景もご覧いただけたら」と語る。

 開館時間は11時~18時(最終入場17時30分)。火曜休館(祝日の場合は翌日)。料金は大人=1,000円、中学・高校生=700円、小人(4歳以上)=500円。11月3日まで。

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