横浜港大さん橋国際客船ターミナル(横浜市中区海岸通1)の2階CIQプラザ特設会場で8月16日、「ヨコハマ海の青と都市の緑を守るフェア2014」が開催される。
今年で4回目を迎える同フェアは、「今日からエコ活!ヨコハマの未来につなげるために・・・」と題し、海の玄関口である横浜港で、海や自然環境を守ることを身近に感じてもらう夏休みのイベントとして、こども向けのワークショップやプラネタリウム上映会が行なわれる。
昨年も人気だったプラネタリウム上映会は11時30分から合計7回の上映が予定されている。参加は無料で、当日11時からすべての回の整理券が配布される。
ステージでは環境出前講座として、「ブルーカーボンってなんだろう?~海の森も大切に~」、「横浜市の農産物について」講座と「横浜野菜のスムージー」調理実演&説明が行なわれる。気象キャスター天野武士さんによる「身近な天気のふしぎ」講座+実験では、ペットボトルに雲を作る実験や、雨粒の形を再現したり風を起こして発電する実験などが予定されている。また、ニューヨークを舞台に究極のエコロジー生活に挑んだ家族の物語を笑いと涙でつづるドキュメンタリー映画「地球にやさしい生活」が上映される。
ヨコハマ・エコ・スクール(YES)と横浜市水道局のコーナーでは、PRコーナーのほか、海藻おしばワークショップと太陽電池を使ったペットボトルソーラーカーワークショップがそれぞれ4回開催される。こちらも参加は無料で、当日11時からすべての回の整理券が配布される。
エコワークショップコーナーでは、調湿・消臭効果があるケイ藻土を使ったピカピカの泥団子づくりや、「ラストリバーのこころざしに合わせて、四万十川流域で販売される商品は、すべて新聞紙で包もう」の一言から始った「しまんと新聞ばっく」づくりなど、環境に配慮したワークショップや展示が多数出展。楽しみながら環境問題を考える体験の場が用意されている。こちらは一部材料費がかかるワークショップもある。
また、海の生物ふれあいコーナーでは、ドチザメ、カニ、ヒトデなどに触ることができるミニ水族館が設置される。その他、地元横浜野菜の販売や横浜で採れた食材を使ったお弁当の販売コーナーもある。
横浜大さん橋国際客船ターミナルの総務広報担当の長森千絵さんは「堅苦しく考えずに、エコを学ぶというよりは、エコな活動が身近なことから始ることを、イベントを通して感じてもらいたい」と話している。
開催時間は11時~17時。入場無料。