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「黄金町バザール2014」開催-アジアの文化拠点としての横浜を発信

4人の架空の男性アーティストを描く木村了子さんによる「BE MY MODEL」

4人の架空の男性アーティストを描く木村了子さんによる「BE MY MODEL」

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 黄金町エリア一帯で8月1日から、アートフェスティバル「黄金町バザール2014」が開催される。

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 黄金町バザールは、初音町、黄金町、日ノ出町エリアで2008年にスタート。地域のまちづくりに取り組む「初黄・日ノ出町環境浄化推進協議会」と「黄金町エリアマネジメントセンター」(中区日ノ出町2)が、アートで街の再生を図るイベントとして共同で開催する。

 現代アートの国際展「ヨコハマトリエンナーレ2014」と同時開催となる今年は、ゲストキュレーターに原万希子さんを迎え、「仮想のコミュニティ・アジア」をテーマに、中国・韓国・タイ・ベトナム・フィリピン・インドネシア・カナダなど海外や国内からのゲストアーティスト22組を含む、計38組が参加する予定。昨年に引き続き、公募に加えてキュレーターや国内外のアートスペースの推薦アーティストから選出した。

 会期中は、京浜急行の高架下のアートスペース「高架下スタジオ」や周辺のまち中での展示を中心に、まちあるきツアー、ワークショップ、パフォーマンス、トークイベントなど多彩なプログラムを実施。8月3日~6日には、「迂回路:アジアにおける芸術文化交流シンポジウム」でアート・プロジェクトの実践者や多分野の専門家をパネリストに迎え、アジアの現代アートや歴史についてレクチャーやワークショップ、ラウンドテーブル・ディスカッションなどさまざまな形式で考察する。

 原さんは「これだけの人が滞在し、一緒に制作する場を持っているところはすごく少ない。ゲストアーティストも長い人で既に6週間いるが、その間にどんどん作品も変化し、自分たちで批評会なども行っている。アジアという概念を広げ、考え直してみる機会になれば」と話している。

 会期は年8月1日~11月3日。開場時間は11時~19時。会期中有効のフリーパスは700円で、「ヨコハマトリエンナーレ2014」との連携セット券も用意する。

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