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横浜で「Startup Weekend」初開催-3日間・54時間で起業体験

「Startup Weekend Yokohama」

「Startup Weekend Yokohama」

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 開発者やデザイナー、マーケティング専門家、学生などが集まり、54時間で起業体験を行う「Startup Weekend Yokohama」が4月18日~20日、岩崎学園情報科学専門学校(横浜市神奈川区鶴屋町2)で開催される。

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 世界200都市で開催されている「Startup Weekend」は、金曜夜から日曜まで約3日間をかけて参加者のビジネスプランをもとに、スマホアプリや通販サイトなどのサービスを実際に立ち上げる起業体験イベント。ハスラー(企画者)、ハッカー(開発者)、デザイナーの3つの職種に分かれて参加する。自分の企画でチームを作りたい人(ハスラー)が金曜の夜に1分間で「ピッチ」と呼ばれるプレゼンテーションを行い、このピッチで多くの票を集めたハスラーを中心に、企画が採用されなかったハスラー、ハッカー、デザイナーで数チームを結成。3日間、チームごとにMVP(価値を検証できる最小限のプロダクト)の製作と顧客開発を行う。日曜の夜には、審査が行われる。

 著名なメンター(アドバイザー)とジャッジ(審査員)が毎回登場することでも人気を集める同イベント。横浜初開催となる今回は、月間2億PVを達成した写真で一言ボケるサービス「ボケて」を運営するオモロキ代表の鎌田武俊さん、「日本一起業家と会うベンチャーキャピタリスト」Skyland Ventures代表パートナーの木下慶彦さん、個人開発のサービスを多く手がけ、人気家計簿サービスアプリ「Zaim」を会社化したユーザーローカルの閑歳孝子さんがジャッジとして参加する。

 事務局の石原吉浩さんは「すごく優秀じゃないとついていけないんじゃないのかと思うかもしれないが、普通の人がこれほど気軽に参加できるイベントは他にない。もちろん『起業したい!』という方も大歓迎。先輩起業家の失敗談もたくさん聞ける。必要なのは『面白そう』を『ちょっとやってみよう』とする勇気だけ。不安がある人向けにはぜひプレイベントに来てもらって、どんな雰囲気か知ってほしい」と話す。

 参加費は10,000円(7食付き)。申し込み締切は4月16日18時。

 また、イベントに先立ち、4月10日には、「mass×mass 関内フューチャーセンター」(中区北仲通3)で「1分間ピッチ」と「顧客開発の極意」を学ぶプレイベントを開催。「LeanStartup Japan」代表の和波俊久さんを迎え、どのようにすれば自分のアイディアでチームを作れるのか、どうすれば人が自分の思いに共感してもらえるのかを学ぶ。開催時間は19時30分~21時(19時開場)。参加無料。

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