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カヤックが「原鉄道模型博物館」のジオラマを運転できるiPhoneアプリを開発

カヤックが開発したiPhoneアプリ「シャングリラ鉄道の旅」

カヤックが開発したiPhoneアプリ「シャングリラ鉄道の旅」

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 ネットサービスやアプリ開発のカヤック(鎌倉市)は、「原鉄道模型博物館」(横浜市西区高島1)に展示されている鉄道模型ジオラマの運転体験ができる同館公式iPhoneアプリ「シャングリラ鉄道の旅」を開発した。

無料公式アプリ「シャングリラ鉄道の旅」の遊び方ガイド映像

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 アプリでは、世界最大級の一番ゲージジオラマ「いちばんテツモパーク」の中を、運転士になった気分で自由に運転することができる。実際に展示されている車両模型から見た視点による映像や採集した走行音を使用し、模型の世界に飛び込んだような感覚で、3種類の車両とコースを楽しめる。ダウンロードは無料。

 同社は2012年8月、同博物館が入居する横浜三井ビルディングの30階に「ヨコハマ展望台オフィス」を開設。同博物館を運営している三井不動産から声がかかり、2013年春に同アプリの開発をスタートしたという。

 アプリを開発したカヤック技術部エンジニア兼プロデューサーの瀬尾浩二郎さんは「原鉄道模型博物館の展示は、ヨーロッパ調に仕上がっており本当に素晴らしく圧倒される。アプリは展示の雰囲気を活かす形で、当初は映像をそのまま使用しようとしたが、運転している感覚で表現するのが難しく、1路線あたり3,000枚の写真を使って運転感覚を楽しめるようにした。これから博物館に行ってみたいと思う人も一度来場した人も楽しめる物になっているので、ぜひダウンロードして遊んでいただければ」と話す。

 同博物館では5月6日まで、アプリの起動画面を入館時に提示すると、入館料が100円引きになるキャンペーンを実施。また、3月から「いちばんテツモパーク」の車輛を動かして車窓を楽しめる運転台2台の設置を予定している。開館時間は11時~18時(17時30分最終入館)。火曜休館。入館料は大人1,000円、中学・高校生700円、小人(4歳以上)500円。

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