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KAATでダンスカンパニー・Noism1が新作公演「ZAZA」

Noism1『Nameless Voice~水の庭、砂の家』(2012年)撮影:篠山紀信

Noism1『Nameless Voice~水の庭、砂の家』(2012年)撮影:篠山紀信

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 KAAT 神奈川芸術劇場(横浜市中区山下町281)で5月31日から、ダンスカンパニー「Noism1(ノイズムワン)」による新作公演「ZAZA~祈りと欲望の間に」が行われる。

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 「ZAZA」は、「間~はざま」をテーマにした3部構成の作品。Noismの筆頭舞踊家である井関佐和子さんが出演しない初のプログラム「A・N・D・A・N・T・E」(第1部)に始まり、井関さんが4人の登場人物を1人で演じ分けるソロ作品「囚われの女王」(第2部)、舞踊家一人ひとりが持つ欲望を舞台上で表現する「ZAZA」(第3部)に続く。主催は新潟市芸術文化振興財団。

 演出振付は、りゅーとぴあ舞踊部門芸術監督でNoism芸術監督の金森さん。出演はNoism1のメンバー。

 公演後には、金森さんを迎えた対談形式のアフタートークを実施。ゲストには、ISSEY MIYAKEデザイナーの宮前義之さん(5月31日)、映画監督の松永大司さん(6月1日)、アーティストで資生堂アートディレクターの成田久さん(6月2日)が出演する。

 金森さんは「プログラムを構成する3つの小品に共通するメーンコンセプトは『間~はざま』。今回は全ての作品で、Noism設立以降初となるさまざまな創作的挑戦を行う。異なる3作品を通して見えてくるのは新境地への間なのか、ぜひご期待頂ければ」としている。

 会場はKAAT 神奈川芸術劇場 ホール。上演時間は日程による。チケットは一般5,500円。問い合わせは神奈川芸術劇場(TEL 045-662-8866 :チケットかながわ)ほか。6月2日まで。

 Noismは、2004年4月に日本初の劇場専属舞踊団として新潟市民芸術文化会館に発足。新潟を拠点に活動するコンテンポラリーダンスカンパニーで、演出振付家で舞踊家の金森穣さんが芸術監督を務める。同舞踊団のメーンカンパニー「Noism1」は、日本国内ツアーをはじめ、海外7カ国10都市で独創的な作品を発表している。

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