中区長者町に4月1日、レコーディング兼リハーサルスタジオ「Pacific Studio（パシフィックスタジオ）」（横浜市中区長者町3、TEL 045-641-2481）がグランドオープンした。

リハーサルスタジオ（Bスタジオ）内部の様子

　同スタジオは、横浜に拠点を置く音楽活動支援団体のNPO法人「アークシップ」（中区長者町3）と、映画やTV番組・CMなどの撮影のロケーションサービスなどを行うパシフィックハウスが運営する音楽スタジオ。昨年11月にプレオープンし、プロからインディーズまで、多くのミュージシャンに利用されている。また、撮影や上映会、会議などに使える貸しスペース「ホワイトキューブ」を併設。ワークショップや演劇の練習などにも活用されている。

　今回のグランドオープンでは、レコーディング・スタジオ、リハーサル・スタジオともに、アークシップのメンバーが厳選したこだわりの機材に統一。また、3つあるリハーサル・スタジオのうち、2つの床がフローリングとなった。ロビーにはソファーが設置され、気軽にくつろげる空間を演出している。

　値段は、レコーディング・スタジオは基本料金8時間40,000円。リハーサルスタジオ（Aスタジオ）は、1時間2,000円から。スタジオの広さは、リハーサルスタジオ＝Aスタジオ（約18平方メートル）、Bスタジオ（約15平方メートル）、Cスタジオ（約13平方メートル）。スタジオ利用に伴う会員登録料は500円。会議室にも使えるホワイトキューブは1時間3,150円から。また、主婦バンドやファミリーバンドを応援する割引プランも用意している。

　パシフィックスタジオジェネラルマネージャーでアークシップ代表の長谷川篤司さんは「通常、このスタジオ使用料では使えない機材をそろえた。手軽な値段で利用できるようにしている。パシフィックスタジオの特徴はホワイトキューブというスペースを持っていること。ここでスタジオ利用者などが交流し、発信していくようになれば。ポジティブな人が集い、新たなつながりが生まれる場所にしていきたい」とも。

　開店時間は平日＝12時～24時、土曜＝10時～24時、日曜＝10時～22時。TK 関内プラザビル地下1階。