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8月に横浜で「世界ファブラボ会議」ー28日に田中浩也さんが関内でトーク

慶應義塾大学環境情報学部准教授の田中浩也さん

慶應義塾大学環境情報学部准教授の田中浩也さん

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 3Dプリンターやカッティングマシンなどの工作機械を備える自由なものづくりの可能性を広げるための実験工房「ファブラボ」の国際会議「第9回世界ファブラボ会議 in 横浜 (FAB9)」が8月、横浜市で開催されることが決まった。

田中浩也さんは3月にイスラエルの「ファブラボ」を訪問してきた

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 2002年にアメリカで発足した「ファブラボ」は、コンピュータと接続されたデジタル工作機械を備えるオープンな市民工房。現在、世界50カ国145カ所以上に「ファブラボ」の拠点がある。マサチューセッツ工科大学(MIT)のニール・ガーシェンフェルド教授が創設者で、その著書「ものづくり革命 パーソナル・ファブリケーションの夜明け」でファブラボを紹介して以来、その考え方が世界中に急速に広まった。

 「世界ファブラボ会議」とは、コンピュータと接続されたデジタル工作機械により、木材やアクリルなどの素材から成形する技術「デジタル・ファブリケーション」の新しい文化をつくることを目的に、多様なプログラムが展開される国際会議。

 9回目の開催となる横浜でのFAB9は「パーソナル・ファブリケーションー新たなルネサンスを迎えて」をテーマに、8月21日から27日までの7日間開催され、世界各国のファブラボ関係者200人以上が参加する見込み。これまでにノルウェー、南アフリカ、アメリカ、インド、オランダ、ペルー、ニュージーランドで開催されてきた。

 3月28日には、「ソーシャル・ファブリケーション・ラボ」代表で、「ファブラボジャパン」発起人の田中浩也さんによる、国内外のファブラボ関連の動きや、「世界ファブラボ会議 in 横浜」の内容について話を聞くトークイベント「デザインの時代vol.3~田中浩也と一緒にパーソナル・ファブリケーションを考える~」が開催される。

 田中浩也さんは、2010年から1年間、客員研究員としてマサチューセッツ工科大学に留学。ニール・ガーシェンフェルド教授に学んだのち、2011年に鎌倉市に「ファブラボ鎌倉」を開設した。2012年に慶応大学湘南藤沢キャンパスに、「ソーシャル・ファブリケーション・ラボ」を設置し、次世代デジタルファブリケーション環境の研究、ファブラボの社会実践に取り組んでいる。

 田中さんによる講演の後、クリエイティブクラスター代表の岡田智博さん、ファブラボ鎌倉代表の渡辺ゆうかさん、東京都市大学環境情報学部准教授の岡部大介さんも加わり、トークセッションを行う。

 開催時間は18時30分~21時。参加費は一般2,500円、学生1,500円。トーク終了後には懇親会も開催される。申込はフェイスブックイベントページ、もしくはイベントを主催するNPO法人「横浜コミュニティデザイン・ラボ」(TEL 045-664-9009)まで。

 イベント「デザインの時代」は、横浜コミュニティデザイン・ラボ(中区相生町3)が運営する社会起業家やクリエーター、NPOなどが利用するシェアオフィス「さくらWORKS<関内>」のリノベーションを記念して、2月から開催しているトークシリーズ。第1回目はジャーナリストの津田大介さんを招き「ソーシャルデザイン」を、第2回目はワークショップ設計の専門家の石井力重さんを招き「アイデア創出のプロセスデザイン」をテーマに開催された。

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