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横浜でミュージカル「三月革命」ー被災者による、被災者のための舞台

仙台南法人会青年部会25周年記念事業、仙台公演の様子

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 ヨコハマ創造都市センター(横浜市中区本町6)で3月9日と10日、東日本大震災復興支援舞台「三月革命 ~どうして彼女は被災地にもどったのか~」が上演される。

「三月革命」仙台公演の様子

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 同公演は、劇団仙台ローズによる「被災地の、被災者による、被災者のためのミュージカル」。東日本大震災をテーマに、仙台の作家が主催する仙台発の裏エンターテインメント番組「エマTV」での取材体験や、大震災の鎮魂と復興を願う「東北六魂祭」のプロデューサーの体験などをもとに書き下ろされた。

 物語では、震災で被災するも無事に救出されたコンビニエンスストアのアルバイター三島典子が、世間とのギャップを感じ、自分のあるべき姿を求めて再び被災地へと戻っていく。劇中では、被災者の手記集「南三陸町からの手紙」の朗読も取り入れ、現実と虚構を交差させ、「かつてあったけれども、これから起こりうる問題」として投げかけている。

 出演者は、三谷青子さん、佐藤優花さん、安西惠摩さん、一之瀬さくらさん、阿比留真子さんほか。全3回公演で、上映時間は80分。売り上げの一部は被災地の復興支援に充てられる。会場はヨコハマ創造都市センター1階スペース。チケットは前売2,000円、当日2,300円。問い合わせはTKシステムプロダクション(TEL 022-395-7845)まで。

 演出を担当した、劇団仙台ローズの渡邊八房さんは「この作品は、作家・役者全員がこの震災で体験したことをコメディーとしてまとめた『被災者による被災地のための物語』。被災地が当時どのようなものだったのか、皆さんに知ってほしい。さまざまな障害を経て被災地にもどっていく主人公・典子の姿をぜひご覧頂ければ」と話している。

 公演後は、地ビール製造販売「横浜ビール」が運営するレストラン「驛(うまや)の食卓」(中区住吉町6)で、「三月革命」の出演者と語り合えるビュッフェスタイルの食事会を実施する。参加費は、「三月革命」鑑賞券+食事会=5,000円、食事会のみ=4,000円。問い合わせは横浜ビール(TEL 045-641-9901)まで。

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