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横浜でフリーマーケットを通して税を学ぶ「こどもフリーマーケット」

前回の「横浜こどもフリーマーケット」の様子

前回の「横浜こどもフリーマーケット」の様子

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 みなとみらい線「みなとみらい駅」改札横(横浜市西区みなとみらい3)で10月20日、第3回「税を知る 横浜こどもフリーマーケット」が開催される。

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 同イベントは、横浜中法人会の青年部会による租税教育を目的とした企画。フリーマーケットでの販売を通じて、子どもたちに商業の体験と税の仕組みが分かる機会を提供する。2011年にスタートし、今年で3回目の開催となる。

 当日は、横浜市内の小学校(中区・西区)に在籍する小学生150人が参加し、各自が持ち寄ったおもちゃや洋服、本、小物などをレイアウト。商品の金額も子どもたちが決定し、交渉、お金のやりとり、呼び込みなど、販売に関わる作業を担う。1区画3人、約50店舗の枠は、募集開始後すぐに定員に達し、キャンセル待ちが出ている状態とのこと。

 フリーマーケット終了後は、青年部会のスタッフがアニメやクイズによる「子ども向け税制教育」を実施。子どもたちは売上げの5%を「こどもフリーマーケット税」(出店費)として納め、1位から3位の高額納税者は表彰を受ける。

 前回(2012年2月)の開催では、横浜市立本牧南小学校の児童が東日本大震災のチャリティー活動の一環として出店し、売上げ全額を復興支援に充てた。

 イベントを担当する横浜中法人会青年部会の安達順子さんは「子どもたちが売り子になって自分たちの大切にしていたおもちゃや古本、古着などを販売するので、たくさんの方に来場してほしい。このイベントを通じて子どもたちに、経済の仕組み、お金の大切さ、働くことの楽しさを学んでもらえれば」と話す。

 開催時間は、フリーマーケット=13時~15時、子ども向け税制教育・表彰式=15時~16時。入場無料。問い合わせは横浜中法人会 青年部会(TEL 045-662-6433)まで。

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