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横浜市が社会起業の視察会参加者募集-乳児院支援の現場を訪問

ソーシャルビジネスフィールドワークで見学する白百合ベビーホーム

ソーシャルビジネスフィールドワークで見学する白百合ベビーホーム

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 横浜市経済局は10月4日、地域課題をビジネスという手法で解決する社会起業家の活動を紹介し、実際の現場を体験するソーシャルビジネスフィールドワークを開催する。

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 第10回目となる今回の視察先は、社会貢献型リサイクルで、乳児院支援を行っている「エバーフォワード」(横浜市南区大岡4)。代表の阿部元気さんとともに、同社が支援している乳児院「白百合ベビーホーム」(泉区中田東1)を訪問し、島田恭子院長より施設の取り組みについて話を伺う。フィールドワークは横浜市経済局のソーシャルビジネス普及事業の一環として行われている。

 阿部さんがリサイクル業を始めたのは、離婚後の貴金属の処理に困ったことがきっかけだった。貴金属やアクセサリーを買い取る時に売り手に寄付をお願いし、買い取り額の何%を寄付するかは売り手が決める社会貢献型のリサイクル・システムを実践している。その寄付は乳児院の支援に当てられている。

 「仕事で知り合った母子家庭から乳児院の存在を知り、その苦しい運営状況にショックを受けた。人格形成、肉体形成において乳児時期の保育の重要性は認識されているのに、予算や人手不足などで必要最低限なケアしかなされていないのが現状」と阿部さんは乳児院支援の必要性を話す。

 乳児院とは、何らかの事情があって保護者が育てられない1歳未満の乳児を主に収容する施設。1歳以上は児童養護施設の対象となる。乳児院には、孤児や経済上、健康上の理由から収容されている乳幼児もいるが、収容児の多くは虐待や虐待予防のために、児童相談所の指示によって保護者から一時的に隔離されているケース。

 厚生労働省の統計によると、平成22年度の0~3歳児への虐待相談対応件数は1万834件で、全体の19.6%に及び、年々増加の傾向にある。また虐待死例では0歳児が全体の40%強、0~5歳児では9割を占めるなど、乳幼児の虐待は死につながりやすい。保護は緊急を要すため乳児院の重要性は高く、人員、施設、保育内容の一層の充実が求められている。

 開催時間は14時~16時。参加費は資料代として500円。詳細・申し込みは「ソーシャル・ポート・ヨコハマ」のウェブサイトから。

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