本牧の一枚板専門店「横浜本杢堂」がオープン1周年

自慢のヒノキ一枚板の前に立つ店長の越石晃弘さん

自慢のヒノキ一枚板の前に立つ店長の越石晃弘さん

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 無垢一枚板の専門店「横浜本杢堂」(横浜市中区上野町2、TEL 045-228-9112)は、9月1日に開店1周年を迎えた。

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 同店は一枚板に魅せられた有志が共同で出資をし、2011年9月1日に開店。現在、店内ではテーブルなどに使う無垢材の一枚板を中心に、看板用の板(文字入れも可能)、イチョウのまな板(1,600円)、茶碗、お盆などの小物が並べられている。店舗面積は47平方メートル。

 一枚板は長さ180×幅100センチメートルの吉野杉(180,000円)や、長さ190×幅100センチメートルのトチ(450,000円)など、価格帯や樹種はさまざま。トチ、ヒノキ、屋久杉、ケヤキなど多様な板を約100枚そろえる。仕入先が伐採から納入までを一括で手がけているため、比較的安価でこだわりの板を提供できるという。金額はテーブルの足などの取付費用や配送料を含む。

 客層は30代の夫婦が多く「新居を構えた機会に」と、何度か足を運んで板を選んでいく人が少なくないという。メンテナンスやアドバイスも積極的に行い、フローリングの色の濃淡などを聞き取り、部屋にあった板を提案している。

 店長の越石晃弘さんは「一枚板は『この木はいったい何年生きてきたんだろう。あるいは、どうやって切ったんだろう』などいろいろなことを連想させてくれます。豊かな時間を与えてくれる一枚板の魅力に気づいてもらいたいと思っています。特に買い物の予定がない方でも、気軽にのぞいていただければ」と話している。

 開店時間は10時~18時。月曜・火曜が定休。

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