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横浜でシネマ×パイプオルガンコンサート-2大喜劇王の名作上演

チャップリンのサイレント映画「スケート」より

チャップリンのサイレント映画「スケート」より

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 横浜みなとみらいホール(横浜市西区みなとみらい2)で9月23日、オルガン・リサイタルコンサート「シネマ×パイプオルガン」が開催される。

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 コンサートホールならではの「新しい映画の楽しみ方」を提案するコンサートで、語り手の「パイプオルガン」とともに昔懐かしい名作映画を鑑賞することができる。年1回の企画で、4回目の開催。横浜みなとみらいホール・石川県立音楽堂の連携公演として行われる。

 今回の上映作品は、バスター・キートン主演の名作「大列車追跡」(1926年、75分、サイレント映画)と、チャールズ・チャップリン監督・主演の作品「スケート」(1916年、20分、サイレント映画)。追いかけっこやラブシーン、軽快でコミカルな場面などをパイプオルガンの即興演奏による音楽、効果音で演出する。

 当日は、パリのノートルダム寺院、モントリオールのサン・ジョセフ礼拝堂など、無声映画の演奏者として世界で活躍しているピーター・クラシンスキーさんがオルガニストを務める。

 横浜みなとみらいホール広報担当の政本美紀さんは「今回は2大喜劇王の名作を2本立てで上映。シアターオルガンのスペシャリスト、ピーター・クラシンスキーさんは、映画の内容を細部まで熟知している方です。即興のテクニックとともに、映画と一体になった音楽をつむぎだす名人芸をおたのしみください」と話す。

 会場は横浜みなとみらいホール 大ホール。14時20分開場、15時開演。チケットは一般1,800円、学生1,500円。問い合わせは横浜みなとみらいホールチケットセンター(TEL 045-682-2000 )まで。

 同ホールのパイプオルガンはアメリカのC.B.フィスク社製で、大ホール舞台正面に設置されている。愛称は「光」を意味する「ルーシー」。4,623本のパイプを備え、カモメや船の帆など横浜にちなんだモチーフが各所に施されている。

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