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紅葉坂で「書店POP」づくりの名手が公開トーク-有隣堂 梅原潤一さん

梅原さん著書「書店ポップ術 グッドセラーはこうして生まれる」「書店ポップ術 グッドセラー死闘篇」

梅原さん著書「書店ポップ術 グッドセラーはこうして生まれる」「書店ポップ術 グッドセラー死闘篇」

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 ソーシャルメディアを利用し、誰でも自由に受講できる講座を実施してインターネットで放送する「ツブヤ大学」は8月31日、春風社(横浜市西区紅葉ヶ丘53)で「BooK学科 ヨコハマ講座~よこはま 本への旅~」を開催する。

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 「BooK学科 ヨコハマ講座」は、昨年10月に開始。本にまつわるゲストを招いて話を聞く。11回目となる今回は「1枚のポップが本の面白さを伝える」と題して、「カリスマ書店員」と呼ばれる梅原潤一さん(有隣堂アトレ恵比寿店勤務)をゲストに迎え、「梅原流POP術」の秘訣を聞く。聞き手は春風社代表の三浦衛さん。

 梅原さんは書店店頭で使用される販促POPを手書きで作成している。梅原さんのユニークなPOPの訴求力は売り上げに大きく貢献しており、ベストセラー・ロングセラーのきっかけになることも少なくない。文言が書籍の帯に使われることもあり、出版関係者の間では注目されている。また、POPの作り方、本の売れ行きの様子をまとめた、「書店ポップ術―グッドセラーはこうして生まれる」「書店ポップ術―グッドセラー死闘篇」(いずれも試論社)を上梓している。

 今回は、奥田英朗「家日和」(集英社文庫)、荻原浩「神様からひと言」(光文社文庫)、貫井徳郎「微笑む人」(実業之日本社)、春日武彦「緘黙」(新潮文庫)、椰月美智子「どんまいっ」(幻冬舎文庫)、上原隆「こんな日もあるさ 23のコラム・ノンフィクション」(文藝春秋)、角田光代「紙の月」(角川春樹事務所)、奥田英朗「我が家の問題」(集英社)の8点のPOPを元に、梅原流POP術について語り合う予定。

 三浦さんは「梅原さんがポップをつくると、なぜ本が売れるのか。 本に関わる人、本好きの方はもちろん、商品をどうやってアピールすべきかを日々考えておられる方にも、ぜひとも聞いていただきたいです。文芸書は売れないと言われる昨今、現場でどんな工夫をされているのか、売る楽しさなどを伺います」と話す。

 講座は20時~21時30分。参加費は1,000円。定員50人。講座の模様はユーストリームでインターネット中継する。申し込みはツブヤ大学ホームページ、または電話(春風社:TEL 045-261-3168)で受け付ける。

 ツブヤ大学は、横浜市中区に拠点を置くNPO法人ツブヤ・ユニバーシティーによる運営。

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