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ビールの祭典「オクトーバーフェスト」が開幕-初日に3300人を動員

「横浜オクトーバーフェスト2011」の様子

「横浜オクトーバーフェスト2011」の様子

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 横浜赤レンガ倉庫イベント広場(横浜市中区新港1)で9月30日、ドイツ・ミュンヘンで行われるビールの祭典を再現した「横浜オクトーバーフェスト2011」が開幕した。

来場者とともに「横浜オクトーバーフェスト2011」の開幕を祝う林文子横浜市長

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 オクトーバーフェストは、1810年にミュンヘンでスタートしたビールの収穫祭。世界中から約600万人が訪れる世界最大のビールイベントで、毎年10月1週目の日曜を最終日として2週間にわたり市内のビール醸造所が巨大テントにビアホールを設置しビールを振る舞う。

 横浜での開催は9回目で、初日は17時から21時30分までに約3300人が来場し、ビールの祭典を楽しんだ。今年は17日間で約10万人の来場者、ジョッキ約20万杯のビール消費を見込む。主催は横浜赤レンガ、横浜市芸術文化振興財団。

 オープニングセレモニーには、林文子横浜市長をはじめ、フォルカー・シュタンツェル駐日ドイツ連邦共和国大使、キリンビール代表取締役社長の松沢幸一さん、横浜赤レンガ代表取締役社長の坪井純子さんが出席し、来場者とともにドイツ語のかけ声で乾杯した。林市長は「横浜オクトーバーフェスタの開幕を楽しみにしていた。私もビールが大好きです。良き友とビールで盛り上がりましょう」とあいさつ。

 期間中はイベント広場に約4356平方メートルの会場を用意し、ドイツ製の30×40メートルの大型テントを設置する。座席数はテント内外合わせて約1920席(テント内=約666席、テント外=約1254席)。ドイツや日本のビール計70種類、ハムやソーセージなどの各種フード、公式グッズを販売する。

 今年は、本場ミュンヘンのオクトーバーフェストの公式ビール4種類(シュパーテン、ホフブロイ、パウラナー、ハッカープショール)を取りそろえるほか、横浜初登場となる3つのドイツブランドビール(イルルバッハ、フレンスブルガー、KIRIN ICHIBAN)が登場。日本国内のビールブランド「キリンビール」をドイツから逆輸入したKIRIN ICHIBAN(キリン一番搾り)は樽詰ビールで販売し、期間中に約1万杯(4000リットル)の売り上げを見込む。

 フードは、ジャーマンプレート(各種ソーセージ・ドイツ料理の盛り合わせ)、焼きレバーソーセージ、イエガーシュニッツェル、骨なしアイスバイン、ザワークラウト、もち豚スペアリブの薫製&ガーリックポテト、ポテトパンケーキ、アップルシュトロイゼルクーヘンほか。公式グッズ販売ブースでは、ビアハットやTシャツ、タオル、ストラップなどを販売する。

 開催時間は平日12時~21時30分、土曜・日曜・祝日11時~21時30分入場料は200円(中学生以下無料、未成年者は保護者の同伴が必要)。10月16日まで(荒天・強風時は休業の場合あり)。

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