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ベイスターズ通りに「りせっとcafe」-体質に合った薬膳スープを提供

りせっとcafe関内店

りせっとcafe関内店

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 シニアサービス事業のサンフォーレ(神奈川県藤沢市)と福祉施設への食材配送事業などを展開する「ふれあいぴっと」(藤沢市)は9月4日、関内・ベイスターズ通りに薬膳スープの専門店「りせっとcafe 関内店」(横浜市中区住吉町1)をオープンした。

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 同店は、「本来の自分にもどれる場所」をテーマとして、心と体の健康を目指したヘルシーなメニューとコミュニケーションサービスを提供するカフェ。「自分の体質に合う食材選び」という薬膳(やくぜん)の考えに基づき、地元の野菜や旬の野菜を用いて作るスープメニューのほか、体に優しいフードや本格的なエスプレッソマシンを使って入れたコーヒーなどを提供する。

 関内店は、藤沢店(藤沢市鵠沼橘)、中田店(横浜市戸塚区)、北鎌倉店(鎌倉市山ノ内)につづく4店舗目で、店舗面積は23坪、座席数は41席(禁煙席=28席、喫煙席=13席)。

 スープは、国際薬膳協議会理事長・東京家政大学の中村信也教授の指導を受け、中国の陰陽五行の考え方により、人の体質を6つに分類し、それぞれに合った食材を使う「しょうなん薬膳すうぷ」を開発。寒体質向けの「ポパイすぅぷ」、虚体質「パワーアップすぅぷ」、湿体質「薬膳クラムチャウダー」、熱体質「アボカボすぅぷ」、実体質「良薬ほろ苦すぅぷ」、燥体質「辛ネギねぎすぅぷ」(各450円)の6種を提供する。

 18時までのメニューとして、スープ、五色米のおにぎり2個、ドリンクをセットにした「りせっとセット/五色米」(730円)、米粉をまぶして揚げた「薬膳五色米ポテト」(250円)のほか、ほうじ茶プリン(200円)、きなこのレアチーズ(170円)、五色米カップケーキ(200円)、「表現する楽しさを味わう」をコンセプトに好きなアイスとクッキーやマシュマロなどの菓子を組み合わせて自分で盛りつけをする「アートワークアイス」(100グラム=300円)などのスイーツを提供する。

 ドリンクは、コーヒー(250円)、抹茶ラテ(300円)、フレーバーティーは「緑茶とキンモクセイ」「マタニティー」「マザーズミルク」など5種(各280円)、トマトベースで熱を持った体を冷やす「陽スムージー」(350円)、さつまいもベースで代謝を良くする「陰スムージー」(350円)など。

 11時までのモーニングメニューとして、スープと胚芽パン・ロールパン、ヨーグルトの「すぅぷセット」(370円)、パン2種、ゆで卵、ヨーグルト、ドリンク「モーニングセット」(300円)も用意する。

 18時からのディナーメニューは、薬膳スープをアレンジした「6体質つぼ丼シリーズ」(800円)、「薬膳五色米粉の白身魚のスープ仕立て」(1,000円)、「紅茶煮ぶたのホイル焼き」(1,000円)、お客さんの気分に合った色で提供する5種類の「カラーコーディネーションカクテル」(700円)など。

 同店マネジャーの小松加奈子さんは「りせっとcafeは『珈琲としょうなん薬膳すぅぷ&カクテルのお店』ですが、コミュニケーションが売りのお店にしていきたいと思っています。スープは『体質問診表』を元に、お客さんの体質に合ったスープを勧めています。スタッフとお客さんのコミュニケーションだけでなく、お店でお客さん同士のつながりができ、楽しめるように、ほぼ毎日19時から店内でミニイベントを行っていきます」と話す。

 営業時間は月~金曜=7時~23時。土曜=10時~23時。日曜=10時~21時。

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