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横浜銘菓・ありあけが地産地消の新商品「ベジフルハーバー」を限定発売

「ベジフルハーバー」記者発表(左より、神奈川県知事の黒岩祐治さん、野菜スイーツパティシエの柿沢安耶さん、ありあけ代表取締役会長の藤木久三さん)

「ベジフルハーバー」記者発表(左より、神奈川県知事の黒岩祐治さん、野菜スイーツパティシエの柿沢安耶さん、ありあけ代表取締役会長の藤木久三さん)

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 洋菓子製造販売の「ありあけ」(横浜市中区日本大通36)は、8月12日より神奈川県産の野菜とフルーツを使用した新商品「ベジフルハーバー」を限定発売する。

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 今年4月に横浜銘菓「ありあけのハーバー」復活10周年を迎えた同社が、かながわ県産品を全国に広めようと、「かながわ食の大使」を務める野菜スイーツパティシエ・柿沢安耶さんとコラボレーションして開発した。

 ベジフルハーバーは、同社の代表的な菓子のひとつであるマロンクリームをカステラ生地で包んだマロンケーキ「ハーバー」に、横浜市・平塚市・寒川町などで収穫した「ほうれんそう」、自然の甘みと風味をもつ「津久井在来大豆」のきな粉、三浦半島でとれた「三浦かぼちゃ」、オレンジ特有のさわやかな香りを特徴とする「湘南ゴールド」の4種類を使用している。

 価格は1箱1,050円(10個入り)。「かながわ産ほうれん草×津久井在来大豆きな粉」5個、「三浦かぼちゃ×湘南ゴールド」5個が詰められている。販売数は限定3万箱。ありあけハーバーズムーン本店、横浜高島屋店、そごう横浜店、横浜赤レンガ倉庫1号館など、ありあけの神奈川県内直営店を中心に販売する。

 8月5日に行われた記者発表で柿沢さんは「試作は大変だったが、輸入が多い中、生産者ががんばってつくっている津久井在来大豆など、今までお菓子作りにも積極的に使ってきた思い入れのある食材を使いました」とコメント。神奈川県知事の黒岩祐治さんは、「神奈川県自慢の農産物を使った地産地消のお土産として、今後の展開がたのしみ。神奈川を訪れた人にぜひ買ってもらいたい」と話している。

 同社は東日本大震災に伴う復興支援活動として、2012年4月25日まで、ハーバー対象商品1個の販売につき1円を被災地に寄付する「復活の絆をつなごうキャンペーン」を実施している。

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