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象の鼻テラスで「横浜ランデヴー プロジェクト」展-商品製作の実演も

横浜ランデヴー プロジェクト商品「スポンジモグラ」(スポンジ)

横浜ランデヴー プロジェクト商品「スポンジモグラ」(スポンジ)

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 象の鼻パーク内の「象の鼻テラス」(横浜市中区海岸通1)で2月25日より、「横浜ランデヴー プロジェクト展-スタジオ2011-」が開催される。

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 「横浜ランデヴー プロジェクト」は、アーティストやクリエーターと、横浜市内の企業や障害者施設との出会いによってモノ作りを行うプロジェクト。2009年にスタートし、現在19人のアーティストやクリエーターの参加のもと、障害者施設や企業とのコラボレーションによる商品開発、アート作品の制作を行っている。

 会期中は、開発商品の展示やアーティストトーク、パネルディスカッションを通して、同プロジェクトのさまざまな取り組みを紹介する。

 参加アーティストは、アーティストの木村崇人さん、曽谷朝絵さん、acco(アッコ)、高橋信雅さん。美術作家の井上尚子さん、グラフィックデザイナーso+ba(ソバ)、ファッションデザイナーの矢内原充志さん、典型プロジェクト。コスチュームデザイナーのcena-julia(ケナジュリア)さん、アーティストで茶道家の「押忍!手芸部 部長」、切り絵アーティストの福井利佐さん、陶芸家・著述家の葉山有樹さんほか。

 参加企業は、協進印刷、サンドグラス、ミナロ/心技隊、ゲンベイ商店、斉藤製作所(旋盤加工.com)/心技隊、藤崎。

 参加障害者施設は、NPO法人空「風のバード」「バード」(中区)、横浜愛育会 おおぐち工房(神奈川区)、横浜市地域作業所 わくわくわーく(神奈川区)、ぐりーんろーど小規模通所授産施設「トロワランド」「ハートランド」「ネバーランド」(神奈川区)、NPO法人中途障害者地域活動センター とつかわかば(戸塚区)、いずみ福祉作業所 ゆう(泉区)、リワーク神奈川(神奈川区)、NPO法人みどり福祉ホーム(緑区)、NPO法人活動ホームいずみ(泉区)。

 商品は、キッチンに楽しい仲間を提案する「スポンジモグラ」(1,890円)、ボタン「botao」(S・M・L・LLボックス735円~)、一色一色糸を選んで織り上げたシュシュ「オリモネ」(2,100円)、明るいメッセージイラストをデザインしたキッチンクロス「I love you」(1,890円)など。

 関連イベントとして、2月28日は、障害者施設との取り組みに参加しているアーティスト5人が商品作りのエピソードなどを語る「アーティストトーク」。3月26日には、宣言:「製造業の解放2011」と題して、アーティストやクリエーターと横浜の企業がモノづくりの価値を討議する「パネルディスカッション」を行う。

 象の鼻テラス広報担当の小泉智子さんは「期間中に実施する『実演!横浜ランデヴー ファクトリー!』では、アーティストやクリエーターとのコラボレートで、ぬくもり感ある手作りの商品を製作する障害者施設の方々が象の鼻テラスに出張し、商品製作のデモンストレーションを行います」と話している。

 開催時間は10時~18時。3月27日まで。

 横浜ランデヴー プロジェクトの商品の一部は、横浜美術館 ミュージアムショップ(3月20日まで)、YCC SHOP 港ポーポ、NPO法人I Loveつづきが地域の人と共に運営するWEBショップ「あったかハート横濱良品館」でも取り扱う。

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