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横浜人形の家で「文化庁メディア芸術祭巡回企画展」-作家6人が参加

インタラクティブインスタレーション(松尾高弘さん)の様子

インタラクティブインスタレーション(松尾高弘さん)の様子

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 横浜人形の家(横浜市中区山下町18)で「文化庁メディア芸術祭巡回企画展 in 横浜人形の家」が開催されている。

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 文化庁と国内各地の文化施設や運営団体が共催で行う巡回型の展覧会で、各施設の活動の特色を生かし、マンガ、アニメーション、ゲーム、メディアアートなど、複製技術や先端技術を用いたメディア芸術の鑑賞機会を提供する。

 同展では「第13回文化庁メディア芸術祭」の受賞作品映像を上映するとともに、過去の受賞者や審査委員会からの推薦を受けた作品の作者に焦点を当てて紹介している。

 横浜人形の家では、開館25周年記念企画の一環として、「横浜でつながる6つの物語」と題し、横浜にゆかりのある6人の作家の作品を館内のカフェやライブラリー、エントランスなどさまざまな場所で紹介する。

 出展作家は、うだひろえさん(イラストレーター・マンガ家・アニメ作家)、アニメーション作家の大川原亮さん、川本喜八郎さん(アニメーション作家・人形美術家)、岸啓介さん(立体造形・CG作家)、はまのゆかさん(絵本作家・イラストレーター・cartoonist)、インタラクティブアーティストの松尾高弘さん。

 作品は、マンガ「ラス☆チル~昭和さいごのコドモ~」の原画や映像展示(うだひろえ)、短編アニメーション「アニマルダンス」の上映(大川原亮)、人形アニメーション「死者の書」の上映や人形展示(川本喜八郎)、CG作品「機械佛大鑑」や造形展示(岸啓介)、1コママンガ「Thank you!!ポスター」をはじめとする作品の原画、絵本映像などの展示(はまのゆか)、はまのゆかさんとのコラボレーションによるインタラクティブインスタレーション(松尾高弘)など。

 横浜人形の家 展示マネージャーの玄田悠大さんは「『人形の家』の新しい可能性を探るために、メディア芸術という枠組みの中、人形に限らずさまざまな方向からのアプローチを図れる内容です。開催中は『死者の書』上映会やコマ撮りアニメーションワークショップといった出展作家や横浜美術大学によるイベントも行いますので併せてお楽しみください」と話す。

 会場は館内各所(カフェ、ライブラリー、エントランスなど)。開館時間は10時~18時30分(最終入館は18時、カフェの展示は11時~19時)。月曜定休。入場無料。1月10日まで。

 「第14回文化庁メディア芸術祭」の受賞作品は昨年12月8日に発表。受賞作品展は2月2日~13日に国立新美術館(東京都港区)で開催される。

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