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中央図書館で横浜舞台の「ミステリー・ハードボイルド小説展」

作家名の下に並べられた作品

作家名の下に並べられた作品

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 横浜市中央図書館(横浜市西区老松町1、045-262-7338)で、「クイズに挑戦!!ミステリーで、ハードボイルドな、横浜舞台の小説世界展」が開催されている。

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 横浜を舞台にしたハードボイルド、ミステリー小説を紹介する企画展で、北方謙三さんの横浜の警察と暴力団を描いた「弔鐘はるかなり」、今野敏さんのハードボイルド小説「逆風の街-横浜みなとみらい署暴力犯係」、山崎洋子さんの横浜の遊郭を舞台にした江戸川乱歩賞受賞推理長編「花園の迷宮」、佐伯泰英さんの江戸時代の横浜居留地が舞台の時代小説「雷鳴」、島田荘司さんの横浜市西区の「くらやみ坂」が登場する「暗闇坂の人喰いの木」をはじめとする、約90人の作家の120作品を紹介する。

 会場では「俳優豊川悦司主演で映画化され、誘拐犯との身代金の受け渡し場所が、花火見物の山下公園だった作品は」など、関係する作家と小説名を当てる関連クイズ用紙を配布。展示会場内でクイズの答えが分かるようになっている。

 横浜市中央図書館調査資料課の真栄田久恵さんは「横浜を舞台にした本にはさまざまなジャンルのものがありますが、本を購入する中で、特にミステリーやハードボイルド小説に『横浜』の文字が多いことに気づきました。タイトルに入っていないものでも、図書館で紹介することで、より多くの人に手にとってもらえれば」と話している。

 会場は3階ヨコハマ資料コーナー。開館時間は9時30分~20時30分(土曜・日曜・祝日、月曜は17時閉館)。12月12日まで。

 また、横浜市図書館では現在、市内の小学生が選んだ「ヨコハマの子どもが選んだ150冊」の寄贈を募集しており、12月21日まで各区図書館カウンターまたは郵送で受け付けている。

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