APEC横浜開催に向け、市民サポーターオリエンテーション

「APEC横浜開催市民サポーター」第1回オリエンテーションの様子

「APEC横浜開催市民サポーター」第1回オリエンテーションの様子

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 横浜市はクイーンズスクエア横浜(横浜市西区みなとみらい2)で10月15日と16日、11月のAPEC(アジア太平洋経済協力)首脳会議の横浜開催に向けた「APEC横浜開催市民サポーター」第2回オリエンテーションを実施する。

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 APECは、アジア太平洋地域の持続可能な成長を目的とし、域内の国・地域が参加するフォーラム。11月7日から14日に開催され、7日・8日が実務者会合、10日・11日が閣僚会議、13日・14日が首脳会議の予定。

 「APEC横浜開催市民サポーター」は、11月に横浜を訪れる約8,000人の会議関係者をおもてなしの心で歓迎し、観光案内や交通案内などの横浜滞在支援を行う約150人の市民サポーターで、主な活動は、「市内各所に設置するインフォメーションデスクの観光・ショッピング・交通などの案内業務」「駅から会議場への誘導案内」「会議関係者の市内視察プログラムのサポート」など。活動期間は11月6日~15日。

 9月に行われた第1回オリエンテーションでは、APECの概要や市民サポーターの心構えなど基本的な説明会を実施。今回は、協賛企業「ダイイチ」(中区宮川町3)からのサポーターユニフォームの贈呈式、市民サポーターの具体的な業務説明を行う。内容は両日とも同じ(ユニフォーム贈呈式は10月15日のみ)。

 サポーターユニフォームには、提供元のダイイチによる提案で、ユニフォームを作成する際に生じたCO2排出量について、高知県の「J-VER(オフセットクレジット)」を活用。同クレジットは、高知県で温室効果ガスの排出削減・吸収プロジェクトの取り組みへと役立てられる。

 APEC・創造都市事業本部APEC開催推進課の谷口雅昭さんは「APEC横浜開催市民サポーターの皆さんには、横浜を訪れる会議関係者に、また横浜に行きたいと思っていただけるよう、温かいおもてなしの心で活動してほしい」と話す。

 会場はクイーンズスクエア横浜・クイーンモール3階、横浜みなとみらい21プレゼンテーションルーム。開催時間は10月15日=18時30分~20時30分、16日=13時30分~15時30分。

 APECのメンバーエコノミーは、オーストラリア、ブルネイ、カナダ、チリ、中国、中国香港、インドネシア、日本、韓国、マレーシア、メキシコ、ニュー ジーラン ド、パプアニューギニア、ペルー、フィリピン、ロシア、シンガポール、チャイニーズ・タイペイ、タイ、米国、ベトナムの21の国・地域。

 APEC横浜開催に伴う市内への経済波及効果は539~637億円、雇用発生数は5,257~6,271人と推計されている(調査:浜銀総合研究所)。

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