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「お三の宮日枝神社」で秋まつり-市内最大の神輿の巡行も

「千貫神輿」巡行の様子

「千貫神輿」巡行の様子

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 「お三の宮」(おさんさま)として市民に親しまれている「日枝神社」(横浜市南区山王町5)の「例大祭」が9月17日~19日の3日間にわたり開催される。

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 日枝神社は「横浜関外総鎮守」といわれ、約330年前の寛文年間(1661年~1672年)に、当地では「吉田新田」開墾者として知られる吉田勘兵衛が江戸の山王社(現在の赤坂日枝神社)から分霊してまつったのが創建とされている。

 勘兵衛は摂州能勢郡(現在の大阪府能勢町付近)出身で、江戸へ出て一代で財を成した材木商。「釣鐘型」をした横浜の入海が埋立てに適している点に注目し、幕府の許可を得た後、新田開発事業に着手。地元の村民達の協力のもと、11年余りの歳月と巨額の資金を投じて完成させた。この新田開発が後の横浜発展の礎になったとも言われている。

 日枝神社の例大祭は「かながわのまつり五十選」に選ばれている祭事。祭礼氏子は宮本地区、伊勢佐木地区、寿東部地区、埋地地区の4地区45町会。

 9月18日は伊勢佐木地区で、上野(東京都台東区)の「西郷隆盛像」を手掛けた彫刻家・高村光雲作の「火伏神輿(ひぶせみこし)」、今年10年目を迎える「車いす神輿」行列を実施。19日には、市内随一の大きさの「千貫神輿(せんがんみこし)」(高さ約3メートル70センチ)が氏子町内を巡る「大神輿巡行」を行い、同日昼からは周辺各町内独自の神輿も渡御(とぎょ)する(寿東部は13時に集合)。

 真金町2丁目の「こども神輿」は、かつて当地が「遊郭街」だった頃、験担ぎで店内に飾られていたという。祭礼関係者は「この祭りで使われる神輿としては最も古く100年以上は経っているはず。修理はかなりしているが、使われている材木などは当時のもの」だと語る。

 18日・19日は、境内で生花展や児童園児による書画の作品展を行うほか、氏子有志が奉納演芸会を実施。千貫神輿は巡行の前日(18日)に神社裏手の神輿庫でお参りすることができる。

 例祭に先がけ9月14日~16日には、旧松坂屋西館の「エクセル伊勢佐木」(中区伊勢佐木町1)は町内大神輿を展示。「例大祭」期間中は有隣堂本店横(同区伊勢佐木町1)に光雲作の「火伏神輿」と「獅子頭」を展示する予定。

 伊勢佐木町1・2丁目地区商店街振興組合企画宣伝委員長の石田隆さんは「『車いす神輿』は障がいのある方から、神輿を担ぎたいとのお声をいただき始まりました。今回も皆さまからのご参加をお待ちしております」と話す。

 寿東部地区の真金町2丁目町内会会長の木村義雄さんは、「今年は『陰祭り』(本祭の間)だが、本祭同様に気合を入れて行う」と話している。

 祭礼の詳細は「お三の宮日枝神社」(TEL 045-261-6902)まで。車いす神輿の参加申し込みは伊勢佐木町1・2丁目地区商店街振興組合(TEL 045-261-7535)から。

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