横浜美術館でポラロイド日本上陸50周年展-レディ・ガガさんの写真も

作品「Lady GAGA in Las Vegas」©Maurizio Galimberti

作品「Lady GAGA in Las Vegas」©Maurizio Galimberti

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 横浜美術館(横浜市西区みなとみらい3)でポラロイドフィルムをテーマにした写真展「126 POLAROID -さよならからの出会い-」が開催されている。

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 同展はポラロイドフィルムの日本上陸50周年を記念した写真展。荒木経惟さんら日本を代表する写真家や芸術家、著名人、学生など、ポラロイドフィルムに特別な思いがある126人の作品(126点)と横浜美術館が所蔵する大判のポラロイド作品18点を展示する。主催は横浜美術館と多摩美術大学(東京都世田谷区)、サミットグローバル・ジャパン(東京都港区)の3団体。

 会期中は、ポラロイドフィルムアーティストとして著名なマウリッツオ・ガリンベルティさんがレコーディング・アーティストのレディー・ガガさんをモデルに撮影・制作したポラロイドモザイク作品も展示する。同作品は今年1月、アメリカのラスベガスで行われたガガさんのポラロイドのクリエイティブ・ディレクター就任記者発表の際、一部の記者向けに公開された。今回のような展覧会での一般公開は、世界初の試み。

 また、展示された作家のうち、掲載許可を得た作品を中心に写真展と同じ名称の写真集を出版社「赤々舎(あかあかしゃ)」(東京都江東区)が発刊。8月13日に横浜美術館ミュージアムショップで先行発売、その後、同ショップや全国書店で販売する。

 関連イベントとして、8月29日は写真家の藤代冥砂さんが「アーティストトーク」で自身の作品について語る。定員30人で事前申込制(申込み締切8月19日)。開催時間=14時~15時30分。申し込みはカメラピープルホームページから。

 同展の発起人で多摩美術大学教授の萩原朔美さんは「2008年に製造販売の中止が発表され、その後、多くの人々の要望により再生産が決まったポラロイドフィルム。その多様な表現と魅力を知ってもらえれば」と話す。

 会場は横浜美術館1階アートギャラリー1。開催時間=10時~18時(金曜は20時まで。入館は閉館の30分前まで)。木曜休館。入場無料。8月29日まで。

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