来年1月オープンの「神奈川芸術劇場(KAAT)」が見学会参加者募集

神奈川芸術劇場(KAAT)の外観イメージ

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 神奈川県は来年1月のオープンを目指して、横浜市中区山下町にNHK横浜放送会館との合築のもと「神奈川芸術劇場(KAAT)」(横浜市中区山下町281)の整備と開設準備を進めており、8月5日に竣工(しゅんこう)式と見学会を実施する。

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 神奈川芸術劇場は、神奈川県民ホールと一体運営する中規模ホール。開港以来の歴史を持つ同地区を県の文化芸術の拠点とし、優れた舞台芸術作品(演劇、ミュージカル、ダンスなど)の鑑賞機会を県民に提供することを目的とする。初代芸術監督を務めるのは演出家の宮本亜門さん。

 芸術の創造「モノをつくる」、人材の育成「人をつくる」、にぎわいの創出「まちをつくる」という、「3つのつくる」をテーマとした「創造型劇場」を目指していく。

 同合同施設は7月に竣工する見込みで、8月5日は建設工事関係者や地域関係者らを招いた竣工式を実施。県民を竣工式(主催者のあいさつ、来賓祝辞、アトラクション)と神奈川芸術劇場の見学会(約45分間程度)に招待する。

 会場は神奈川芸術劇場及びNHK横浜放送会館合同施設1階アトリウム。開催時間は10時~11時30分。対象は県内に在住又は在勤、在学している人。定員は35人(応募者多数の場合は抽選)。応募方法は往復ハガキまたは「神奈川県ホームページ」専用フォームより。申込締切は7月23日(郵送申し込みの場合は当日消印有効)。

 神奈川芸術劇場は、高さ約50メートル(NHKアンテナタワーを含めると約110メートル)の地上10階・地下1階建ての鉄筋コンクリート。建築面積=約4,900平方メートル、延べ床面積=約18,000平方メートル(NHKを含む全体面積=約24,000平方メートル)。

 客席に「床昇降システム」を導入する約1,300席のホールのほか、小劇場・稽古場・イベント会場などさまざまな用途に使用できる多目的スタジオ「大スタジオ」(約400平方メートル)、中・小スタジオ(約230平方メートル)、アトリエなど多様な設備を備える。同建物にはNHK横浜放送会館、駐車場を併設。合同施設は今後、備品の搬入や舞台機構の試運転、職員の習熟訓練などの開設準備を経て来年1月にオープンする。

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