象の鼻テラスでヨシコ・チュウマさん新作公演「根の国のギャングたち」

「根の国のギャングたち」イメージ画像

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 象の鼻パーク内の「象の鼻テラス」(横浜市中区海岸通1、TEL 045-661-0602)で、2月14日よりインスタレーション展示・公演「ヨシコ・チュウマmeetsルートカルチャー『Hold the Clock:根の国のギャングたち』」が開催されている。

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 同プロジェクトはニューヨーク在住の演出家、ヨシコ・チュウマさんを中心に制作された、日本とニューヨークのアーティストによるコラボレーション。ニューヨークから若手女性アーティストを含め4人、日本からは鎌倉を拠点に文化的交流の場作りを進めるクリエイティブチーム「NPO法人 ルートカルチャー」のメンバーが多数参加する。主催はニューヨークを中心に活動するアーティストグループ「ザ・スクール・オブ・ハードノックス」。

 今回上演する「Hold the Clock: 根の国のギャングたち」は、文学、音楽、演劇、ダンス、映像、空間芸術、食というさまざまな要素が複合的に組み合わされた舞台作品。原作に日本のポストモダン文学の傑作「さようなら、ギャングたち」を用いる。

 作品は2つの段階を経て公開され、最初に過去の作品映像や今回の舞台装置がインスタレーション作品として展示され、26日から舞台公演が行われる。

 公演に先駆けたインスタレーション展示では、会期中毎日ダンサーとパフォーマーによる公開リハーサルを兼ねた日々変化していくミニパフォーマンスを実施。開催時間はインスタレーション展示=9時~17時、ミニパフォーマンス=13時~13時30分。いずれも無料。

 舞台公演は2月26日・27日・28日の3日間。NHK教育テレビ番組「にほんごであそぼ」の音楽制作などで知られる歌手・おおたか静流さんがゲスト出演するほか、作者・高橋源一郎さんとチュウマさんによるトークショーも行う。

 チュウマさんは「20~30歳代の今後国際的に活躍が期待される有望なアーティストと経験豊富なアーティストらが参加する国籍や世代を超えた作品です。横浜で世界初演された後、この作品は鎌倉、福島、ニューヨークへと巡回します。横浜で新しいアートが生み出される瞬間にぜひ立ち会っていただければと思います」と話している。

 公演(2月26日・27日・28日)は18時45分開場、19時30分開演。チケットは前売3,000円、当日3,500円。学生は500円引(要学生証提示)、小学生以下無料。詳細・問い合わせはルートカルチャーウェブサイトより。

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