相鉄ジョイナス、リニューアルで売上好調-キルフェボン・CA4LAなど

利用者でにぎわうタルトショップ「キルフェボン」の様子

利用者でにぎわうタルトショップ「キルフェボン」の様子

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 相鉄ビルマネジメント(横浜市西区南幸2)が運営する「相鉄ジョイナス」(横浜市西区南幸1)は、8月27日にリニューアルオープンした1階フロアの1カ月の売上が約9億円、2008年同期比160%となったことを発表した。

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 相鉄ジョイナスは、「Contemporary Life」をコンセプトに、1階のリニューアルを2008年8月から2期に分けて実施し、8月27日にグランドオープンした。フロア全体を「街」ととらえ、ファッション、スイーツ、カフェなどバラエティーに富んだ店舗を配置することで一歩先のライフスタイルを提案。

 同社では、ファッション感度の高い利用者の来館が増え、メーンターゲットの若い女性とカップルの来館率が高まったことや、通路にクランクを設けたことでゆったりと歩けるようになり、散策感の中での買い物の雰囲気が醸成されたことが好調の要因としている。

 リニューアルオープン当日の売上は、2007年の同曜日対比で230%となる4,600万円。特に好調な店舗は、県内初出店のタルトショップ「キルフェボン」、グレースコンチネンタルの全ラインがそろう初の複合ショップ「グレースコンチネンタル ザ・バンケット」や約500種の帽子をそろえる「CA4LA(カシラ)」など。

 同社営業担当の鈴木真理さんは「2002年から着手した全館改装はここで一旦終了しましたが、これで終わりではありません。引き続きファッション感度を重視し、絶えず良品な店舗の導入を図っていきたい」と話している。

 相鉄ジョイナスは、地上8階地下2階建、オープンは1973年11月。地下街は、相鉄線・JR線・市営地下鉄線連絡コンコースに直結し、2007年秋には「クイーンズ伊勢丹横浜店」が開業した。売場面積は約 7,500坪で、店舗数は234店(8月27日現在)。年間売上げは約340億円(2008年度)。2010年度の1階の売上高は改装前比12%増の100億円、全館としては400億円の達成を目標としている。

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