寿町の週1スープカフェ「アナーキーママ」が1周年記念ライブ

スープカフェを主催する中ムラサトコさん(ヨコハマホステルビレッジのフロントスペースで)

スープカフェを主催する中ムラサトコさん(ヨコハマホステルビレッジのフロントスペースで)

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 スープカフェ「アナーキーママ」は6月20日、ヨコハマホステルビレッジ林会館(横浜市中区松影町3)の6階屋上で、開店1周年を記念したイベント「空中劇場 その壱 はじまりはじまりーー。の巻。」を開催する。

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 「アナーキーママ」は、ミュージシャンの中ムラサトコさんが主催。中区・寿地区の簡易宿泊所を改装して、1泊2,250円からという格安料金で宿泊できるツーリスト向けゲストハウス「ヨコハマホステルビレッジ」のフロントスペースで毎週金曜日に営業しているスープカフェ。

 「地域で身近にコミュニケーションがとれる場を作りたい」という思いから中ムラさんが企画し、ヨコハマホステルビレッジの協力で昨年6月に営業を開始した。絵本なども用意し、アットホームな雰囲気が特徴。野菜を中心としたスープと天然酵母パンのセットやケーキセットなどを提供しており、周辺の子育て中のママが集う「子育てカフェ」として話題となっている。

 20日のイベントでは、スープやパンなどの出店に加えて、中ムラサトコさんの歌と一緒にダンサーのタカダアキコさんが踊る「歌と踊りのパフォーマンス」、世界を渡り歩く大道芸人おいかどいちろうさんによる「河童の大道芸」、ハープの弾き語りや、黄金町発のブルースバンドによるライブなどが行われる。また、寿町で不法投棄されたゴミをリサイクルして作った楽器による演奏なども行う。

 開催時間は13時~19時頃。参加費は投げ銭方式。雨天の場合、昼の部=寿町生活館2階(13時~16時)、夜の部=さなぎの食堂(19時~21時)で行う。

 中ムラサトコさんは「私自身も3児の母で、親子で楽しく過ごせる場が地域にあればと思っていました。子供からお年寄りまでみんなが身近でコミュニケーションがとれるイベントになると思うので、アナーキーママを通じて人のつながりが広がればうれしいです」と話す。

 中ムラサトコさんは、1997年より太鼓の叩き語りという独自の音楽活動を開始。舞踏家、画家、演劇人、大道芸人など、様々なジャンルのアーティストとコラボレーションし、国内外で幅広く活動。「子育て」をキーワードにワークショップなども行っている。

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